飛ばねえサメはただのサメだ! カルト的人気を誇るサメ映画「シャークネード」の楽しみ方<ザテレビジョン シネマ部コラム>
余談ですが…『シャークネード カテゴリー2』冒頭の飛行機内のシーンでキャビンアテンダント(ケリー・オズボーン=世界的ミュージシャン、オジー・オズボーンの娘!)が本にサインを求めにくるシーンがありますが、あの本こそ『HOW TO SURVIVE A SHARKNADO』。そう“シャークネードに遭遇した際にどう生き延びるか”の本なのです。
しかも、映画の世界だけにとどまらず、実際に書籍として販売。 内容は“シャークネード”はもちろん。タコとサメの合体生物“シャークトパス”や、“メテオ・ストーム(隕石の嵐)”など、映画の世界に登場するモンスターや自然災害に遭遇した際の対処法が書かれています。なんとも商魂たくましい…。
文=中野ダンキチ
サメンテーター/お宝映画発掘家。メディアやイベントを通じ、なかなか陽の目を浴びない“お宝な”映画を世に知らしめるべく活動中。特に、アメリカの映画製作会社アサイラム社の作品、サメ映画に明るい。『シャークネード5 ワールド・タイフーン』日本版DVDでは映像特典の撮影/編集を担当。