キンコン梶原、壮絶な失踪の日々を振り返る「『戻って来い』と言われたら絶対に戻れてなかった」
また、失踪中に手を差し伸べてくれた恩人の1人として、2003年に解散したお笑いコンビ・ババリアの三浪昇の名前を挙げた梶原。
関係者が梶原の行方を捜しているような状況だったが、三浪も藤本と同様に「おまえは休んだ方がいいから好きなことしなさい」と言葉をかけてくれたという。
その頃の梶原は「(相方の)西野はもう別のコンビを組んでやってるんだろうな」と思い込んでいたとか。
しかし失踪から2カ月後、母親からの「西野くんが待ってくれてるで」という連絡をきっかけに相方と再会し、芸能界に復帰することに。
当時の心境について、梶原は「『(芸能界に)戻って来い』と言われたら絶対に戻れてなかった」「とにかくゆっくり休めって周りが言ってくださったから戻って来られた」と、感慨深げに語っていた。
芸能界に戻った梶原だったが、失踪前は9本あったキングコングのレギュラー番組も復帰後はたった1本に激減。
相方の西野が絵本作家などマルチな活動で注目され始めたこともあり、「西野に迷惑をかけたくない」という思いから4~5年ほど前には引退も決意していたという梶原。
だが、2015年から「快傑えみちゃんねる」(カンテレ)へのレギュラー出演が決まり、上沼恵美子が「あなたはスターになれるよ」と梶原を激励。
大先輩から贈られたこの言葉で、梶原は「新しいことにチャレンジする」熱意を取り戻し、現在のYouTuber「カジサック」への道筋が開けていったという。
放送終了後、SNS上には「すごくいい内容の授業。学校や会社がツラいと感じている人に見てほしい」「大変な時期を乗り越えた今の梶原さんが楽しそうでよかったな」「梶原さんと同じような出来事を体験したので、テレビを見ながら号泣」などの声が上がっている。
次回の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は9月16日(月)放送予定。
毎週月曜夜0:20-0:50ほか
テレビ朝日系で放送