玉山鉄二が政治記者を演じての思いを告白「自分がどの情報を選ぶかは、すごく大事なことなんじゃないか」
「『自分で選んでいるつもりが選ばされているんじゃないか』というせりふにジ~ンと来た」(玉山)
瞬く間に“トップリーグ”へと上り詰める大和新聞政治部記者・松岡を演じた玉山は、「松岡は元々経済部出身で、ドラマの冒頭に上司の命令で政治部に異動するという過程があるんです。
ごく普通の新聞記者だった男が政治家の番記者になって、だんだん政治家に人生ごと取り込まれていって苦悩し、どう這い上がっていくかという部分を、すごく大事に演じさせていただきました」と、今回の役作りについて告白。
今回役柄を通して「政治」の世界に触れていったが、「“トップリーグ”という存在自体、僕は全く知らなくて。彼らがどこの派閥に属したりとか、そういった部分でもしかしたら政治が少し動いているのかなとか思うと、ちょっと怖いなと思う部分もあります」と正直な思いを吐露。
また、「ドラマの中で『自分で選んでいるつもりが選ばされているんじゃないか』というせりふがあるんですが、僕は結構そこにジ~ンとして。普段僕がお店に行って商品を手に取った時に、『これは選ばされたんじゃないのか』と思ったり、そういう勘ぐる要素を、この作品を通して感じたりはしました。
普通にテレビを見ていたり、SNSだったり、情報が溢れかえっている中で、やっぱり自分がどの情報をキャッチして体に入れるかっていうのは、すごく大事なことなんじゃないかなと思いました」(玉山)と、本作を通じての学びについても語った。
池内博之が「取材する側」の苦労を身をもって知る?
池内は、自身の週刊誌記者という役どころについて「取材をするシーンが結構あったんですが、取材をしながらメモを取るという作業が意外と難しかったんです。
大事なことを聞き出さないといけないんですけど、メモを取りながらも相手の表情を伺って、『どういうことを考えているのか』とか、『この人怪しいな』とか、そういうことを踏まえながら取材していかなきゃいけなくて。
それをリアルにやろうとするんですけど、なかなかペンが追いつかないというか。その辺は結構難しかったですね」と、普段取材を“受ける側”だけに取材者の立ち回りに苦労したことを明かした。
10月5日(土)スタート (全6話)
毎週土曜夜10:00-11:00
WOWOWプライムにて放送
※第1話無料放送
https://www.wowow.co.jp/dramaw/topleague/
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