戸田恵梨香がヒロインを演じる連続テレビ小説「スカーレット」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。高度成長期時代の滋賀・信楽(しがらき)を舞台に、男性ばかりの世界をがむしゃらな強さと持ち前の明るさで生き抜く女性陶芸家・川原喜美子(戸田)の姿を描いている。
第3週(10月14日~10月19日)の放送から、喜美子は大阪の下宿「荒木荘」で“女中”として働くこととなる。個性豊かな住人が登場する中、ひと際目を引くのが新聞社で働くちや子を演じる水野美紀だ。
ぼさぼさの髪形に大きな黒縁眼鏡、見た目を気にしないおおざっぱな性格だが、喜美子のことを優しく見守る姿や男性ばかりの会社で働く姿に注目が集まった。そんな水野に“朝ドラ”初出演の気持ちや、現場の雰囲気などを聞いた。
――「スカーレット」の出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
すごくうれしかったです。“朝ドラ”は全国の方に見ていただけるので、地方の友達や親戚みんなに見てもらえるといううれしさがあります。また今回は“ヒロインに影響を与える”という役なのですが、そういった誰かに影響を与える役をやってみたかったのでそこもうれしかったです。
年代をまたいで一人の女性の半生を描く中で、要所で登場しながらヒロインに寄り添っていけるという役は“朝ドラ”ならではのことだと思うので、楽しみです。
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