南海キャンディーズ・山里亮太とオードリー・若林正恭が、“人間としてたりない”己のコンプレックスを最大限に生かした企画&漫才を披露する「たりないふたり」が5年ぶりに復活。ライブイベント「さよなら たりないふたり~みなとみらいであいましょう~」が11月3日(日)、神奈川・横浜ランドマークタワーホールで開催される。
「たりないふたり」は、2009年と2011年に行われた山里と若林の人気お笑いライブ「潜在異色」(2010年1月~3月までは日本テレビでも放送)から生まれたユニットを番組化した異色のバラエティー。2012年に第1弾が、2014年には第2弾「もっとたりないふたり」が放送された。
社交性や恋愛など、人間として必要な要素が“たりない”2人がコンプレックスをさらけ出す「たりないふたり」だが、2019年6月に山里が電撃結婚。また、若林はキューバでの一人旅の様子をつづったエッセイ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」で斎藤茂太賞を受賞するなど、いまや“たりてる”2人がなぜ、5年の時を経て再びステージに立つのか。
今回、「ザテレビジョン」では、「たりないふたり」をはじめ、本ライブの企画演出も務める日本テレビの安島隆氏にインタビューを実施。「たりないふたり」10年の歩みや2人の魅力、本ライブの見どころなどをたっぷり語ってもらった。
知的でおしゃれなライブになると…
――まず、「たりないふたり」の歩みからお聞きしたいのですが、なぜ山里さん、若林さんのお二人だったのでしょうか?
僕が個人的に、2人が似ているなと思っていたんです。どちらもツッコミで、ボケの相方が強烈なキャラクターを持っていて。それと同時に、お互いにリスペクトしていたんですね。それで、山ちゃんが「M-1グランプリ」で売れ出したころ、テレビに出演する上での困ったことなどを聞いていたんです。
若林くんからも同じような悩みを聞いていて、そこで「じゃあ、ライブしてみよう」と。当時はお互いにツッコミの“言葉”にこだわっていたので、お互いの技量をぶつけ合うような、日本語の面白さに特化した知的でおしゃれなライブになると思っていたんです。
――それが、ふたを開けてみると…今の形だった?
そうなんです(笑)。いざ打ち合わせを始めると、2人は僕の向かいに隣同士で座って、互いの顔を一切見ずに僕を介して会話するんです。これがいわゆる“スカッシュトーク”の始まりで…(笑)。
飲み会とかテレビの不満話で盛り上がってしまい、最初に意図していたところからかけ離れてしまったんです。なので、2人の人間性やドロドロしたところをそのままライブにして、それを漫才に落とし込むことができたらいいんじゃないかと舵を切って。それで「たりないふたり」というタイトルにしました。
11月3日(日)、神奈川・横浜ランドマークタワーホールで開催
■ライブビューイング
11月3日(日)17:30開演※会場時間は映画館によって異なる
開場:全国各地の映画館
・各映画館のインターネットチケット販売サービス
11月1日(金)夜0:00~
・各映画館窓口
11月1日(金)映画館窓口オープン時間~
※プレオーダーで販売予定枚数を終了した場合は、映画館でのチケット販売はなし
【たりないふたり-山里亮太と若林正恭-】公式Twitter
@tarinaifutari