<九州女子翼>詩絵里「感情を思いっきりぶつけて」
鈴川は歌い出しのパートを担当しているが、すでにステージでの力量はCDバージョンを超えており、早口でありながら確実に音程をとらえ、かつ細かいビブラートを利かせてエモーショナルな感情を呼び起こしてくれる、見事な歌声を聞かせてくれた。
山本愛理は女子翼史上一番ポップな「fruits music」の担当だ。北斗百裂拳のように愛理のコールがさく裂する本楽曲だが、ポイントは愛理いわく「パワーワードである“パヤパヤ”を一緒にコールして、その後の“フー”を楽しく叫んでほしい」とファンヘ呼び掛けていた。
実玖は、「赤の流れ」だ。活火山の源泉でもあるマグマの熱さを表現したまさに、女子翼を体現した楽曲に仕上がっており、「私たちの楽曲の中で一番力強い仕上がりになっています。そんな私たちの熱量と、皆さんの熱量をぶつけ合いたいです」と、ファンには彼女たちに負けないマグマの噴出を要請していた。
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