キスマイ藤ヶ谷太輔、主演作で奈緒と「シンドラ」初のラブストーリーを描く
本橋桜子役・奈緒コメント
一方の奈緒は、「『よるのふくらみ』を読んでから、いつかご一緒したいと思っていた窪美澄さん原作の作品に参加させていただける事が本当に幸せです。今回の原作を読ませて頂き、王子様でもお姫様でもない二人の恋に私自身が希望をもらいました。素敵なドラマになる予感がしています」と喜びをコメント。
そして、「本橋桜子さんという人は、問題を抱え、大きなコンプレックスとひずみの中で、自分だけでは乗り越えられない壁に囲まれながら、息苦しさを抱えて生きている女性だと思います」と演じる役柄を説明。
続けて、「原作を読み、桜子さんの中に今までの自分を見つける瞬間がたくさんありました。癒えぬままの傷を抱えた壱晴さんと、ずるさや弱さを持ったヒロイン。この物語の中のどの瞬間も、その時の二人を肯定しながら演じたいです」と、自身にも通じるものがあると心境を明かした。
最後に、「陰の部分だけでなく、脚本で描かれている壱晴さんの不思議な柔らかさと魅力、そして桜子さんのほっとけない愛らしさは現場で素直に楽しみたいと思います。現実の恋はキラキラすることばかりじゃないけれど、リハビリから始まるような二人の恋によって、皆さまの心に希望の波紋が広がりますように。ぜひ見てください」と奈緒らしい言葉で語った。