<いだてん>宮藤官九郎、松坂桃李に撮影の裏側を質問「どういうイチャイチャだったんですか?」
まーちゃんと阿部サダヲは全く違う?
組織委員会を辞任させられてからも、東京五輪を率いている本作の主役・“まーちゃん”こと田畑についての質問に、宮藤と松坂が○×で回答する形でトークコーナーも。
最初のQは、「まーちゃんの下で働きたいか」というもの。
松坂が○を出す一方で、宮藤は×。
この答えについて宮藤は「田畑さんのことを語っている本を読むと、『まーちゃんの喜ぶ顔を見たいとか、まーちゃんのためなら、という気持ちで集まってきた』と書かれているんですけど、僕はその中にいないだろうなと…」と言いつつ、「でも、ドラマの中でも、(東京五輪の)ポスターができた時の『いいよ!』とか、ああいう気持ちよさは、自分でも書いていてこうありたいな、と思いましたね」と憧れる部分もあるそう。
松坂は、「目標が同じだったら、まーちゃんみたいに突拍子もない発想が出てきたりするとすごく楽しいだろうし、『じゃあやってやろうかな』という気持ちになるんじゃないかなと思って。今だったらものすごい社長になっている感じもしますよね。やることはすごいけどめちゃくちゃだから、下の人たちが代わりにしっかりしてくるというバランスのとれた会社になるかもしれません」と語る。
続く、「まーちゃんと阿部サダヲさんが、どっちがどっちか分からなくなった時があった?」という質問には、2人とも×を。
同じ現場の多かった松坂は「阿部さんすごく静かですからね」と話し、阿部をよく知る宮藤も、「全く違いますよ。口数は少ないですし、すごく静かです。撮影であれだけわーっとしゃべっても、すっと静かになる」とのこと。
松坂「それでぽつっと面白いことを言う。どういうスイッチがあるんですかね?」と尋ねると、宮藤は「だから余計にすごいなと思いますね。僕も30年ぐらいつきあってるけど、会話よりセリフの方が聞いている量が多いくらいですね」と、普段は物静かな阿部の演技のパワーに、2人も圧倒されているようだ。