明石家さんまの特番「じもキャラGP」出演のロバート、自身の異名から2020年の個性的な抱負まで告白!
印象に残っている“じもキャラ”は?
――収録を終えての率直な感想をお聞かせください。
秋山竜次:お笑い芸人にいろんなキャラがいることはもちろんのことなんですが、それとは比べ物にならないほど、全国にとんでもないキャラが一般の方の中にもたくさんいるということが分かりましたね。
山本博:すごかったね。地元の方に直接聞き込みをして、見つけてきた方たちが登場されてたね。
馬場裕之:いろいろな番組にすでに出ているような方ではなくて、今回の特番で発掘した方たちだったからね。聞き込みしているロケのVTRを見ると半袖でしたから、夏から調査してたんでしょうね。とんでもない時間をかけてますよ。
秋山:すごいよね。だからこそ本当に濃いキャラが集まったんだと思いますし、こんな地方の濃いキャラの方々を操れるのはさんまさんしかいないです。
馬場:本当にすごい。
秋山:番組名にあるように“お笑い怪獣”という異名に負けないくらいの異名を持つ人を探すことが、この番組のコンセプトだと聞いていたので、まさに“怪獣”のような、恐ろしいキャラの方がたくさんいましたね。
――印象に残っているキャラクターは?
山本:僕らは、秋山と馬場の地元・九州のサポートを担当させていただきました。
馬場:僕は「見た目が面白い画家夫婦」の奥さんの艶感がすごい気になったかな。
秋山:仲が良過ぎたよね。
山本:“週8夫婦”ね。
馬場:僕の隣に旦那さんがいましたけど、気にせず奥さんをエロい目で見てしまいました(笑)。
山本:やめろ!
秋山:見てたんかい!
山本:あとは人生を賭けて、そのキャラを背負っている人もいたね。僕らはお笑い芸人だから、仕事の場でキャラに成りきることはあるけど、お金にならないキャラをやり続けているのってすごい。その生きざまみたいなものが面白かったね。それで言うと、「十和田湖のルパン」(スタジオ出演はなく、VTRのみの出演)が印象的でした。
秋山:面白かったね。
山本:洗練されてないっていうと言い方が悪いですけど、本当に自由で、自分の好きなようにやって、長年続けてこられているところが良かったですね。パワーを感じましたし、周りに愛されていたのも分かりましたね。
秋山:ルパンさんもそうだけど、「熊本のウソ鈴木」さんも、みんな名刺を作るんだね(笑)。それだけ求められてるってことだよね。
僕は「大須のくまさん」が印象に残ってる。別に、ゆるキャラを目指してるわけでもなく、ちやほやされるタイプでもない。あの手のキャラってよくいると思うんですけど、たいていは着ぐるみの中からしゃべるじゃないですか。でも、筆談なんです。
ただ一人で、熊としてご飯を食べたり、お酒を飲んだり。収録中は僕の隣にずっと座ってたんですけど、ちょっと怖かったです。だったらもう、本当に山に行っちゃったほうがいいんじゃないかと思う。ただただ町に下りてきた熊のようでした。
山本:ハハハハハ。もうそれは完全に熊じゃない!?暑い夏場もやってるからすごいよね。
秋山:一体どういうことなんだろう?
馬場:大社長みたいな人が道楽としてやってるんじゃない?
秋山:今まで自分のことをからかってきた人物をずっと見てんのかな。長い長い実験なのか。それとも、ただのド変態なのか。
山本:それは紙一重だよね。
秋山:法に触れてないギリギリのところなのかも。警官がいたら職務質問されるよね。
山本:何かあった時、どっちを捕まえていいのか迷いそう。熊なのか、中の人なのか。
秋山:ああいう人もいるんですよね。よく探せば、一般の方のほうが、“天然物”がいるんだね。
山本:天然物ね。養殖物じゃなくてね。まだまだいるだろうね。
1月26日(日)夜6:30‐8:56
テレビ朝日系にて放送