――仁藤と鴨井が接見室で対峙するシーンは、非常に見ごたえがあります。
接見室のシーンは監督もこだわっていまして、カットを割らずに一連で撮りました。何シーンかあるんですが、毎回、5、6分以上カメラを回し続けていたので、かなり緊張感がありました。でも、尾野さんも僕も言葉には発しないけれど、その緊張感をどこか共有しながら楽しんでいた感じはありましたね。
――尾野さんとは「この世界の片隅に」(2018年、TBS系)以来の共演です。現場ではどのように過ごしていましたか?
本当にお久しぶりで、「元気ー?」「元気ですー!」みたいなところから始まりました。撮影の合間は楽しく過ごさせていただきましたね。尾野さんは記者役なのでロケとかも結構あったので、「大変なのよー」というような話をしていて、僕はほとんど接見室の中なので、「お疲れさまですっ!」って言ってました(笑)。
下に続きます