“復讐劇”はクライマックスへ!横浜流星が『シロクロ』森島直輝役で見せる繊細な演技力
ミスパンダすらも催眠で操る“駒”にすぎず、ひとりで戦ってきた直輝が見せた人間らしい迷いや不安の表情に、SNSでは「直輝は誰かに『復讐なんてやめなよ』って言ってほしかったんだ」「孤独に復讐に燃えてきた直輝が初めて感じたぬくもり…直輝に幸せになってほしい!」といった感動の声が続々。
演じた横浜にも「リコとのシーンの直輝に泣いた」「流星くんの繊細な演技がすばらしい」といった絶賛の声が上がった。
積み重ねたキャリアと、迎えた2019年
横浜の演技力は、積み重ねてきたキャリアの中で形成された。
ドラマデビューは2011年「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)で演じたメテオ(吉沢亮)の親友・井石二郎役。その後、2014年「烈車戦隊トッキュウジャー」(テレビ朝日系)ではトッキュウ4号/ヒカリ役を務め、一躍注目を集めた。
2015年には2本の舞台作品に主演し度胸も磨く一方、2017年は映画2本・ドラマ2本、2018年は映画4本・ドラマ1本と、映像作品でも経験を積んできた。
そして、迎えた2019年。1月期ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)の“ゆりゆり”役でさらに注目を集めると、同じ1月には映画「愛唄-約束のナクヒト-」に主演。突然余命宣告を受けた青年の孤独と救いを瑞々しく演じた。
3月には映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」が、5月にはアクション吹き替えなしで男子チアリーディングチームの活躍に挑んだ主演映画「チア男子!!」が公開。9月には主演映画「いなくなれ、群青」のミステリアスな高校生・七草役で深い印象を残した。
その後もドラマ「あなたの番です-反撃編-」(日本テレビ系)で秀才の大学院生を、「4分間のマリーゴールド」(TBS系)では末っ子料理男子を好演した。