安斉かれん&三浦翔平、W主演ドラマに意気込み「僕たちならではのアユとマサの物語」<インタビュー>
三浦翔平「ハングリー精神を持ち続ける2人はすごい」
脚本は鈴木おさむが担当し、原作の持つ繊細でピュアな愛の物語にドラマチックさをプラス。90年代の名曲と共に音楽業界の光と影を描く。
三浦「僕はおさむさんの脚本の作品に何回か出演させていただいているのですが、原作と比べてこう描くか! と思わせるシーンも多々あって…。そこがすごく面白いです」
安斉「ドラマは原作にないことも入っていて本当にドラマチックになっていますよね。どのような結末を見せていくのか今から楽しみです」
三浦「あとマサはドラマの方がすごくアツい人物に描かれていて。『絶対に負けない!』というせりふが何回も出てくる(笑)。なかなかのハングリー精神の塊だと思います」
安斉「それはドラマでのアユも同じ! ピュアなのにハングリー精神がすごくある人物になっています。私はあまり人と比べたことがないのでそれをどう自分の中に入れて表現できるのか…。初めて知る感覚なので手探り状態でやっています。ハングリー精神って難しいですよね?」
三浦「若いころは持っていたし、それを表に出すこともあったけど、今は出すこともないかな。誰かに負けたくない! と思うのだって、今だと友達とするボウリングのときくらい(笑)。常にハングリー精神を持ち続ける2人はすごいですよ」
知られざる出会いや別れを描いた原作のドラマ化だけに注目が集まる。
安斉「アユを演じると知り、親や友達はかなり驚いていました。ただ私は私なので、自分のできるドラマならではのアユを演じていきたいです」
三浦「良くも悪くもすごく注目度の高いドラマ(笑)。これだけ注目されてスタートできるのはすごくうれしいです。僕たちならではのアユとマサの物語を楽しんでください!」
取材・文=玉置晴子