ニューシングルをリリース!THE RAMPAGEインタビュー「踊れるバラードを全員で表現したい」と、直接提案していたんです【前編】
全員揃うシーンはイスを使ったパフォーマンスですごくカッコいい
――MVの見どころはいかがですか?
陣「楽曲の世界観を、演技シーンとイメージシーン、そしてダンスに分けて表現しています。パフォーマーに関してだと、今回、一人ずつ女性の方とのペアダンスがありまして。それぞれのパフォーマーが自分たちでこだわって踊りを決めたので、じっくり見てほしいです。今までにないメンバーの雰囲気を感じてもらえると思います。
RIKU「全員が揃うシーンはイスを使ったパフォーマンスで、すごくカッコいい仕上がりになっています」
陣「振り付けはLIKIYAさん」
LIKIYA「今回も僕が担当させていただいたんですけど、イスを使うということは、そうじゃないときと比べて動ける範囲が狭まるし、ダンスの手数も減るんです。だから振りを考えるのは相当大変だったんですけど、せっかくイスがあるのにずっと立っているのももったいないし、少し前に三代目さんもイスを使った振りをやられていて、それとも被らないようにしたいというのがあって……。結果、座ってしっかり踊るイメージで作っていきました。あとは曲のテーマが“見えない愛”とか“掴めない感情”というものだったので、座った状態で動けない……というニュアンスも入れています」
陣「演技パートはどうだった?」
川村「本当のお芝居の現場かと思うくらい、本格的な撮影でした。実際は音に乗らないんですけど、その場ではセリフも結構しゃべっていたし。THE RAMPAGEではこういう芝居のインサートがあるMVは初めてで新鮮でしたし、僕はあらためて、やっぱりお芝居が楽しいなと思いました」
RIKU「壱馬と北人の、切なさを表現しているようなパートが僕は好き。ボーカルとして歌っているシーンの他に、アクターとしての表情も楽しめるんじゃないかなって」
吉野「今回のような切なさを滲ませるお芝居は今までやったことがなくて。ちょっと現実味があるというんですかね? もともと人間くさいドラマや映画が好きなので、その世界観に入り込めたようでうれしかったです。芝居を通して楽曲の感情を表現して、最後にはちゃんと“やり切った!”という達成感もありました」
取材・文=川倉由起子
「INVISIBLE LOVE」4/22(水)発売 エイベックス 2200円(DVD付き)
収録曲●INVISIBLE LOVE、INTO THE LIGHT、INVISIBLE LOVE(Instrumental)、INTO THE LIGHT(Instrumental)