芳根京子「運命を感じる」ピアノを愛した女性の一生を演じる!町田啓太らも出演
芳根京子コメント
台本の表紙に、明子さんにとって大切な大切なピアノとトマトの絵が描いてありました。私も幼い頃からピアノとトマトが大好きで、沢山の思い出があるものたちです。そんな運命を感じる明子さんの一生を、丁寧に繊細に生きます。精一杯頑張ります。
田中哲司コメント
原爆を題材にした数々の作品の中で、今回の主人公はピアノです。被爆してもなお、懸命に生き残ったピアノと、倒れていった少女。そしてその時代を懸命に生きた人々の物語。僕たち、原爆を知らない世代にとって、それは想像の範囲でしかないのですが、至純の気持ちで取り組もうと思っています。
真飛聖コメント
75年前に本当にあったピアノが大好きだった女の子とその家族の物語…今回出演させていただくことで、初めて知りました。主人公・明子の純粋な心、淡い恋、家族の絆が繊細に描かれているドラマだと思います。広島の原爆の恐ろしさだけではなく、その時代を懸命に生きたそれぞれの人生に想いを馳せていただけたらうれしいです。
町田啓太コメント
河本明子さんの日記にも登場する先生をモチーフにした役を演じさせて頂くことになりました。この作品に参加することができ、気が引き締まる思いです。みなさんの心に届くように真心を持って作品づくりに挑戦したいと思います。
あらすじ
昭和15年。広島県三滝町に暮らす河本明子は、父・源吉、母・シヅ子、そして弟2人と仲良く暮らしていた。明子のよろこびは、大好きなピアノを演奏すること。ある日、彼女の夢を応援してくれた教師の竹内のもとにも、召集令状が届き…。
戦況が悪化していくにつれ、徐々に音楽から引き離されていく明子の生活。「勉強がしたい」、「もっとピアノを弾きたい」。そんな思いをよそに、勤労奉仕に駆り出される。そして昭和20年8月6日の朝も、父の反対をおして、作業のために市の中心部へと向かっていったのだった。75年後の広島。被爆したピアノが、明子の思いを奏でる。
8月15日(土)夜6:00-7:30
NHK BSプレミアム、NHK BS8Kにて同時放送
脚本=田中眞一
出演=芳根京子、田中哲司、真飛聖、町田啓太ほか
制作統括=樋口俊一、坂部康二、山本喜彦