沢口靖子「新たな一面を表現できる」、約11年ぶりテレ朝新作ドラマで衆院議員役に初挑戦
沢口靖子のコメント
――八嶋さんの印象は?
八嶋さんとは2001年の舞台「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」で共演しましたが、そのときの八嶋さんは動きやせりふ回しが軽快で三谷幸喜さん作のコメディーをさらに面白おかしく演じられて、作品を力強く引っ張ってくださったという印象がありました。
今回、久々にご一緒しましたが、お芝居が面白くて心くすぐられて、リハーサルのときに笑ってしまうことが何度もありました。
少年のようなチャーミングさをお持ちで、現場も和ませてくださる。その一方で、シリアスな芝居も魅力的な方です。
――初の衆院議員役ですが、参考にしたことはや政見放送を撮影した感想を教えてください。
舞台となる政治の世界をイメージするため、畑違いの人物が政界に入る、というストーリーのドラマ作品を、何作か拝見しました。
政見放送のシーンは脚本をいただいてから、毎日唱えるようにして覚えました。撮影ではとても広いスタジオにポツンとテーブルとイスが置かれていて、カメラに向かってごあいさつをしました。
いろいろな角度から撮ってくださったので、意外と時間がかかっているんですよ(笑)。
――本作で演じられたのは、“マリコ”ではなく“丸子”。役名を聞いていかがでしたか?
丸子は自分の身近にはいなかったので、ユニークな名前だなと思いました。マリコと丸子の共通点は2人とも、あっけらかんと明るいところでしょうか。
でも、マリコは科学オタクで、自由でフランクで、マイペースで、周りを巻き込んでしまう人。丸子は穏やかで落ち着いていて、安心感を周りの人に与えてあげる人です。名前のイニシャルは同じですが、全然、違うタイプですね(笑)。
――視聴者の皆さまにメッセージをお願いします!
このところ、警察関係の役柄が続いていたので、まったく違う、新たな一面を表現できる役をいただけて、とても感謝しています。ご一緒したいと思っていた八嶋さんと共演がかなって、とてもうれしくて、現場でも毎日楽しく過ごしました。
社会派ドラマであり、ヒューマンドラマでもあり、そして丸子や八嶋さん演じる幸田さんの成長物語でもあります。どうぞご期待ください!
8月30日(日)夜9:00‐10:54
テレビ朝日系