LiSA、トヨタ「アクア」新CMで同郷のKSUKEとコラボ!「紅蓮華」初となるリミックス公開<対談後編>
LiSA&KSUKEが明かす音楽づくりのスタンス
――KSUKEさんは普段どんな環境で音楽作りを?
KSUKE「海外に行ったり、国内でも地方に行ってDJをさせてもらうことが多いんですけど、そういう時にインスピレーションを受けたりしますね。あとは映画やアニメとか、そういうところから発想が生まれることもありますし。僕は楽曲を作り始めるといつもアイデアをめっちゃ溜めるんです。そこから削っていく作業をするんですけど、気づいたら8時間ぐらい経ってたということはしょっちゅうですね。ごはんを食べるのも忘れるぐらい集中してやっちゃいます。作るのが楽しんですよ、とにかく」
LiSA「昼と夜、どっちが多いですか?」
KSUKE「正直、夜の方が多いです。朝作ろうと思ってもスイッチが入らなくて…。夜になるとやる気が出てくるんです」
LiSA「わかる〜! 私も歌詞を書いたりしますけど、完全に深夜型です。ライブが重なったりする時期は朝早くから活動するので、それに合わせて朝とか昼に書いたりしたいと思ったりするんですけど、何も出てこない(笑)。そして、昼に書いた歌詞は全然良くない(笑)。
なので、昼は情報集めというかインプットをして、夜になって集中して、研ぎ澄ませて、一回感情的に書いてみるんです。そして、起きて、確認して、夜中に書いたラブレターみたいに『感情的になりすぎたなぁ』っていうものもありますけど、それを基に何度か書き直して、何日もかけて完成させるという感じです。書いて、一回時間を置くっていうのが大事(笑)」
KSUKE「わかります(笑)。曲を作ってても、ドラマティックになり過ぎて、エモさ全開で、次の日に聴くと恥ずかしいっていうのもありますから」
――LiSAさんはどういう時にインスパイアを受けますか?
LiSA「私はツアーでいろんなところに行かせてもらってるんですけど、ツアーだとあまり時間がないじゃないですか。なので、プライベートで行く旅行とかが多いですね。海外旅行すると気分もリフレッシュできますし、美術館とか歴史のある場所を訪れて、『あの時代の人たちはこういう気持ちでここに立ってたのかな?』とか妄想にふけって(笑)。その気持ちのまま、『今の時代、自分は何ができるんだろう?』と、自分に置き換えて考えたりします」
KSUKE「僕も海外に行くのも楽しくて好きなんですけど、帰国して思うのは『やっぱり日本がいいな』ってことなんです」
LiSA「その気持ちもわかる!」
KSUKE「便利で住みやすいなって。どこでも自販機があるし、食べ物は美味しいし」
LiSA「ごはんが一番美味しい!」
KSUKE「海外の人から『渋谷とか原宿とか、すごくない?』ってよく言われていたんですけど、僕からしてみればビルがたくさんあって、混沌としていて、っていうぐらいにしか思ってませんでした。でも、『あのセンスがヤバイ!』っていう感覚があるらしいんですよね。だから観光で来られた人が渋谷のスクランブル交差点とかの写真を撮ったりするんだと思うんです。
アニメとかの文化も含めて、日本人が自然と身につけたセンスとか感覚って、もしかしたらすごいものなんじゃないかって思うようになって、今はそのセンスを伸ばしていきたいなって」
LiSA「確かに、自分では気づかないことを外国の方に気づかされるということはありますよね」
KSUKE「自粛期間になって、より日本を見るようになったじゃないですか。だから、日本の文化を知るというか、日本人としての感覚とかセンスを研ぎ澄まして曲やそれに付随する映像を作っていったらカッコいいものが作れるんじゃないかって。これは今回のトヨタさんのアクアのCM映像を見ても感じたことなんです。いつも“海外”って言っているけど、日本っていいところが多いな、日本のことをもっと知らないとダメだなって」
LiSA「日本の良さを見直すという意味でも、今回のコラボはすごくいいタイミングだったのかも」
KSUKE「そう思います」
https://thetv.jp/news/detail/238774/
【アクア】Drive in Japan 60秒「紅蓮華 - KSUKE REMiX -」ver
■トヨタ アクアについて
クラストップレベルの低燃費38.0km/Lを誇るアクアは、コンパクトカーなのに室内空間やラゲージスペースもゆとりがあり、充実した安全性能を搭載し、ボディカラーは豊富なカラーバリエーションを取り揃えています。詳しくは以下サイトをご覧ください。
https://toyota.jp/aqua/feature/?padid=from_aqua_top_feature_2#ft-space
※本インタビューで使用したアクア「Crossover」は7月に生産終了となり、8月以降は「Crossover"Glam"」のみの生産となります。
「Crossover"Glam"」をお求めのお客様については、専用カタログにてご確認ください。
●TOYOTA「アクア」ザテレビジョン特設ページ