唐沢寿明&仲間由紀恵 対談インタビュー「『24』はDVD-BOXを2つ持ってるくらい好き!」
「前回共演したときと印象がまったく違って見えた!」(唐沢)
――唐沢さんは仲間さんが日本初の女性総理候補役と聞いて、仲間さんは唐沢さんが日本版ジャック・バウアーの役だと聞いて、どんな感想を持たれましたか?
仲間「実は最初、ジャック・バウアーはアクションがものすごく多いイメージがあったので、勝手に『唐沢さんが爆弾でメチャクチャにされてしまう!』と、心配になってしまったんです(笑)。ただ、シーズン1は見直してみると、それほどアクションがないので、安心しました」
唐沢「仲間さんが演じる総理候補は、母でもあるじゃないですか。強い部分ばかりでなく、子どもや家族を思う気持ちも同時に表現することは、なかなか難しいと思うんですけど、仲間さんなら間違いないと思いました。」
仲間「ありがとうございます。唐沢さんは以前初めてご一緒させていただいたドラマでも、役にとても誠実に取り組み、大人の余裕と落ち着きをもってドッシリとした作品づくりをされていたので、とても素敵だなと思ったんです。ですから、今回も唐沢さんの持つ“良い緊張感”の中でストーリーが進むことがイメージできましたし、私もそんな唐沢さんに絶大な信頼を寄せながら、頑張ろうと思いました」
唐沢「僕も絶大なる信頼を寄せています。仲間さんはお芝居がきっちりできる方ですから、とても安心しています」
――現在は撮影も着々と進んでいるかと思いますが、手応えはいかがですか?
唐沢「クランクインして3日ほど撮影し、『さぁ、これからだ!』というときにコロナで撮影が中断しまして…。そういう状況下で、集中力を絶やさずに取り組み続けるのは結構大変でした。ただ、撮影がなかった期間にゆっくりと台本を読み込んで、役について考えることもできたので、それはありがたかったです。通常の連続ドラマだと、時間に追われての撮影になりがちですから」
仲間「私は現在、コロナ対策をしながら撮影をすることにも慣れてきまして、ちゃんと緊張感を持ちながらも、役に集中できています。総理候補という役柄も最初はなかなか理解しがたい部分もありましたが、麗の『国民のリーダーとなって、この国をもっと良くしていきたい』という強い信念、そして家族への愛情もひっくるめて仕事が成り立っている様をしっかりと演じたいと思い、日々撮影に臨んでいます」
――お2人の数少ない共演シーンは、今後撮影されるとお聞きしているのですが。
唐沢「仲間さんのお芝居を早く目の前で見たいですね」
仲間「私も、今はひとり孤独にベッドルームで外を眺めていたり、電話をしていたり、時々おじさんたちと会ったり(笑)…といった撮影が多いので、獅堂さんとお会いできる日を楽しみにしているんです」
唐沢「実は仲間さんの撮影シーンを少しだけプロデューサーさんに見せてもらったんです。そうしたら、前回共演したときとは別人じゃないかってくらい、印象がまったく違って見えたんです。それって俳優として、ものすごいことなんです!それでもう驚いて、思わず連絡したもんね?」
仲間「(照れながら)お褒めの言葉を頂きました。本当にありがとうございます」
10月9日(金)スタート
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる
【HP】tv-asahi.co.jp/24japan/