<エール>華&弘哉の“小さな恋”の行方に「切ない」の声 博多華丸は父親目線で…
「ひろやくん」トレンド入り「つらすぎる」の声も
すでに世の中が戦争一色へと塗り変わっていた時代。だが、新聞記者として働く鉄男(中村蒼)からは「現実は違う。日本は負け続けてる」という情報も入ってくる。そして裕一自身、予科練生たちと言葉を交わし、その心に潜む悲壮な決意と寂しさを目の当たりにしたばかり。予科練に入隊することが何を意味するのか、裕一や音は、そして視聴者も、想像せずにいられない。
そんな中、希望にあふれた瞳で戦争を語る弘哉に、視聴者からは「弘哉くん、どうか無事に帰ってきて…」「弘哉くんと華ちゃん、2人の思いが切ない」「嫌な予感しかしない。ひろやくんにもし何かあったら…華ちゃんは裕一さんを責めるんだろうか」といった反響があり、Twitterでは「ひろやくん」がトレンド急上昇ワード入りした。
「あの子が、自分から何かをやりたいって言い出したの、初めてなんです」「そんな姿見たら、応援するしかないですよね」と、言葉を絞り出す母・トキコ(徳永えり)にも「お母さんの気持ちを考えると…」「つらすぎる」といった声が上がった。
続く「あさイチ」では、MCの3人も重々しい雰囲気。「若い子たちがどんどん戦争に…」(近江友里恵アナ)、「なかなか我々には受け止めきれない…」(博多大吉)と言葉を濁すなか、博多華丸は「別の作品ですけど、弘哉くん。息子役をやってもらったことがあって。いやぁ…立派になったなと思ってね…いろいろ交錯してね、気持ちが。大変ですよ」と告白。映画「めんたいぴりり」(2019年)で共演した山時聡真を思い、複雑な表情を浮かべていた。
10月9日(金)は、第85回を放送する。
報国音楽協会に呼び出された裕一は、戦地の慰問を依頼される。裕一の帰宅を待っていた鉄男は、前線は思っている以上に危ないので慰問には行くなと忠告する。裕一は皆が命がけで戦っているなら、自分は自分のできることで協力したいと聞く耳を持たない。そして1か月後、裕一に慰問に出発するよう命令が下る。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほか