「花子とアン」の出演者が発表! ヒロイン・吉高由里子“ようやく事の重大さに気付きました!!”
NHK総合で'14年3月31日(月)から始まる連続テレビ小説「花子とアン」に出演するキャストの発表会が9月18日に行われ、主人公・村岡花子を演じる吉高由里子をはじめ、新キャストの伊原剛志、室井滋、石橋蓮司、賀来賢人、黒木華、土屋太鳳、窪田正孝、松本明子、カンニング竹山、浅田美代子、ともさかりえ、鈴木亮平、仲間由紀恵の14名が登場した。また、会見には出席しなかったが、高梨臨の出演も発表された。
新しい物好きで、花子の人生に大きな影響を与えた父・安東吉平を井原剛志、自由すぎる夫・吉平に振り回されながらも、生来の明るさで家庭を切り盛りする母・安東ふじを室井滋、花子の女学校編入に強く反対するが、将来の選択に悩む花子の背中を押す祖父・安東周造を石橋蓮司、家族思いで優しい1つ年上の兄・安東吉太郎を賀来賢人、女学校に進んだ花子に憧れる2つ年下の妹・安東かよを黒木華、花子の幼なじみの朝市に思いを寄せる6つ年下の妹・安東ももを土屋太鳳が務める。
また、安東家をとりまく人々では、子供のころから花子に思いを寄せる幼なじみの木場朝市を窪田正孝、朝市の母で花子の祖父周造のよき話し相手の木場リンを松本明子、安東家の田畑を所有する地主・徳丸甚之介をカンニング竹山が演じる。
さらに、上京した花子を支える人々では、花子が編入した女学校の寄宿舎の寮母・茂木のり子を浅田美代子、花子が翻訳家という仕事を意識するきっかけを作る女学校の英語教師・富山タキをともさかりえ、花子と同じ時期に女学校に編入し、寄宿舎で同室となる醍醐亜矢子を高梨臨、印刷会社の息子で、後に花子の夫となる村岡英治を鈴木亮平、伯爵家の娘で花子の生涯の友となる葉山蓮子を仲間由紀恵が演じ、物語を盛り上げていく。
伊原は「僕は17年くらい前に『ふたりっ子』という朝ドラに出演しましたが、それ以来の出演になります。(その後)朝ドラには全く縁がないと思っていました。でも、今回この話を頂いたことをうれしく思っています。私生活でも3人の息子を持っているので、4人の子供がいるというのは、割と自分では実感できるんですよ。あとは少し若く見せていた部分を実年齢に近づけて演じていければいいのかなと思います」と意気込んだ。
また、本日発表されたキャストのうち、賀来、カンニング竹山、高梨、鈴木は連続テレビ小説初出演。鈴木は「日本の朝の顔と言ってもいい『連続テレビ小説』に出させていただくという事で、とてもワクワクしています」と出演を喜び、カンニング竹山は「非常に心配しているのが、『果たして僕が朝ドラに出ていいのか?』ということで(笑)。半年前くらいに民放さんでコメンテーターをやってクビになりましたんで、今回はNHKさんでクビにならないように一生懸命頑張りたいと思います」と会場の笑いを誘った。
最後に主演の吉高は「前回一人で会見した時は、まだフワフワして実感が湧いていなかったんですが、きょうあらためて共演者の皆さんにごあいさつしていただいた時に、ようやく事の重大さに気付いたというか(笑)。気を引き締めていきたいなと思っています」と心境を明かした。さらに「(実は)私が朝の顔っていうのが後ろめたくて、似合わないんじゃないかって思っていたんですが、ここにいる皆さんも何人か思っていたみたいで、ちょっと元気が出ました(笑)。『花子とアン』が放送されるころには、“そうさ僕たち、私たちが朝の顔さ!”と堂々と言えるようになっていればいいなと思います。頑張ります」と締めくくった。
'14年3月31日(月)スタート予定(全156回)
毎週月曜-土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送予定