内野聖陽が吉本実憂に「絶対にSですよ」

2015/10/03 19:55 配信

映画

映画「罪の余白」初日舞台あいさつに登壇した(左から)金魚わかな、谷村美月、内野聖陽、吉本実憂、葵わかな、大塚祐吉監督

映画「罪の余白」初日舞台あいさつに登壇した(左から)金魚わかな、谷村美月、内野聖陽、吉本実憂、葵わかな、大塚祐吉監督

吉本実憂が初めてダークヒロインに挑戦する話題の映画「罪の余白」が、10月3日に公開初日を迎え、都内で行われた初日舞台あいさつに大塚祐吉監督の他、内野聖陽、吉本実憂、谷村美月、葵わかな、デビュー曲を歌う金魚わかなが登壇した。

同作は第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した芦沢央の同名小説が原作。妻を亡くし男手ひとつで娘を育て上げた父親が、突然訪れた娘の死の謎を追ううちに、そこに隠された真実を知っていく人間ドラマ。

吉本は学校ではカリスマ的存在として君臨し、頭脳と邪悪な心で大人たちを翻弄(ほんろう)するモンスター女子高生・木場咲を演じた。「木場咲自体は自分のことを悪魔だとは思ってないんですけど、悪魔のような女子高校生を演じさせてもらいました。闇のあるというか、影のある役をやってみたいというのが目標の一つだったので、すごくうれしかったです」という吉本は、「すごく難しい部分がたくさんあったんですけど、いろいろな方から力を貸していただき、しっかり役と向き合えたのかなって思っています」と振り返った。

内野は「カメラリハーサルというのがありまして、(撮影が始まる)1カ月くらい前から若い子たちは監督にしごかれていたんですけど、僕も途中から参加させてもらったら、“人を傷つけるエクササイズ”というのがありまして(笑)。とにかく『こいつを傷つけよう』というエクササイズで『内野さん、何でそんなに芝居がでかいんですか!』とか、とにかく役と関係ないことまで(笑)、いろいろ言われましたね」と裏話を披露。

「僕は人を切り捨てるのが専門」という大塚監督から「もう一人邪悪な人がいた」と紹介された吉本は、「最初は木場咲じゃなく、吉本実憂の感情が入り過ぎていたのか、カットがかかるとモヤ~っとした気持ちになっていました。でも、“傷つけるエクササイズ”をしていくにつれ、こう言ったらすごく傷つくんだというのがわかってきて、途中から楽しくなってきました(笑)」と明かし、内野からは「悪役を演じるにあたり、快楽を感じていましたよね」とツッコまれていた。

また、葵も「実憂ちゃんとは何度かお芝居をさせていただいたけど、怖かった…です(笑)」とダークな吉本について話し、内野は「(葵)わかなちゃんは実憂ちゃんとリハーサルをしていて、カットがかかった瞬間に、あわわわっ怖かった~って、本気で怖がってた」と暴露。吉本は「(演技に大切なことは)全ては感情なんだなってカメラリハーサルで感じました」と、あくまで演技だったことを強調した。

さらに、実際はSかMかという質問が飛ぶと、内野は「僕はきっとS。いじめる方が好きかな。でも、どこかですごい人にいじめられたい部分もある。役者ってそういう所があるんですよ。いじめられたがっているM的なSですね」と正直に話す。しかし、「ご想像にお任せします」と吉本が煙に巻いたため、すかさず内野が「絶対にSですよ。私のことをいじめることで快感を感じていたわけですから」と割って入る。「それは役の中で…」と言い返そうとする吉本を制し、内野が「そういう本質がどこかにあるから…」とむきになるなど、約30歳も離れた2人が言い合う一幕に、会場は笑いに包まれた。

最後は内野が「この作品はストーリーが面白いなって思って参加したんですけど、実際に完成した作品を見てみると、本当にいろんなことを投げかけているなっていう作品になっていました。皆さんの中には(鑑賞した後に)きついわ~って感じる方もいるかもしれないし、すごく引き込まれて面白いと思う方、いろんな感想が出る作品だと思います。感想は(ツイッターで)つぶやくなり、ブログに書くなりしてください。ただ、『見なくていいよ』という言葉だけはやめてください(笑)」と笑いを誘い、イベントを締めくくった。

映画「罪の余白」
公開中

原作=「罪の余白」芦沢央(KADOKAWA/角川書店)
監督・脚本=大塚祐吉(映画「スープ 生まれ変わりの物語」('12年)、「FLARE フレア」('14年)
出演=内野聖陽、吉本実憂、谷村美月、葵わかな、宇野愛海、吉田美佳子、堀部圭亮、利重剛、加藤雅也 ほか

主題歌=「ダブルバインド」(金魚わかな)
製作=2015「罪の余白」フィルムパートナーズ
配給=ファントム・フィルム
【HP】tsuminoyohaku.com/

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