佐藤浩市＆尾野真千子「初日がラブシーンでよかった」
映画「起終点駅 ターミナル」(公開中)の初日舞台あいさつが、11月7日に都内の劇場で行われ、出演する佐藤浩市、本田翼、尾野真千子の他、篠原哲雄監督が登壇した。
同作品は、直木賞作家・桜木柴乃の同名小説を映画化したもので、誰もが経験する“過去からの旅立ち”を描いた胸を打つ人間ドラマ。
佐藤は「せりふもあまり多くはないですし、私たち演者の表情や居ずまい、そして監督の心象的なカット、その中でこの映画の思いを推し測っていただきたいと思います」とあいさつ。
本田は「私自身この映画を見た時に、何かに進む勇気、一歩前に進む勇気をもらえました。皆さんがどう感じたかぜひ知りたいです」とコメント。
また、尾野は「ただただこの場所に立てることをうれしく思います」と語った。
そんな中、撮影を振り返った尾野が「(佐藤との)2人での初日の時にベッドシーンでした。ちょっと気まずいというか…(笑)」と苦笑しながらも、「だからこそ、(その後は)話しやすくなれた気がします」と告白。
一方、佐藤は「ラブシーンは何とも言えず苦手なもので…。でも、そこから始まってよかったかもね」と明かし、尾野と笑い合った。
ほか、本田が佐藤のために手作りのザンギ(鳥の空揚げ)をサプライズプレゼントする一幕も。佐藤は驚きながらもザンギを頬張り、「もう冷えてるけど、十分においしいです」とにっこり。
最後に佐藤は「多少地味めな作品ではありますが、皆さんに見ていただいて、いろんなことを考えていただくことで成長できる映画だと思っております」とアピールした。
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映画「起終点駅 ターミナル」
公開中
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