マリコ、今度の相手は“魔女”美人四姉妹?
4月17日(日)夜9時より、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが専門技術を駆使して事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ「科捜研の女」(テレビ朝日系)の春スペシャルが放送される。
今回の舞台は、“魔女”と呼ばれる4人の美人姉妹が暮らす、森の奥の古い洋館。その洋館に閉じ込められたマリコたちは、“霊能力者の予言通りに遺体が発見される”という不可解な事件に遭遇する。
しかもその後、立て続けに2つの連続殺人事件が発生。犯人はいったい誰なのか、複雑怪奇なミステリーが展開していく。
今回のストーリーはマリコ、宇佐見(風間トオル)、亜美(山本ひかる)が山中からの任務の帰り道、ぬかるみに車のタイヤを取られ、立ち往生してしまう。霧が立ち込める不気味な雰囲気の中、困っていると、どこからか一人の少女が現れて亜美を手招き。戸惑いながら付いていくと、森の奥から古い洋館が姿を現しマリコらは驚く。
洋館は代々その地を収めてきた旧家“梅乃宮家”の屋敷で、梅乃宮緑(筒井真理子)、紅子(富田靖子)、紫織(三倉茉奈)の三姉妹が、使用人の廣田作三(上村厚文)と暮らしていた。また、亜美を手招きした少女は、紫織の娘・凛(小南希良梨)だと分かる。
マリコたちが到着したとき、梅乃宮家では霊能力者を自称する紅子が、インターネット番組プロデューサー・飯島春樹(深沢敦)の演出の下、ネット配信用の番組を撮影中だった。番組は失踪した女子高校生の行方を探すという企画らしく、紅子が指定した竹林をスタッフが掘ったところ、男性の死体が見つかったため、騒然となる。
遺体の身元は、1週間前から行方を消していた警備員・竹山(谷口高史)と判明。紅子は適当な場所を指定しただけと主張するが、そこにたまたま遺体があったとは考えにくく、マリコは首をかしげる。
そんな中、紅子たちは実は四姉妹で、他に屋敷には住んでいない三女の青似(高橋かおり)がいると分かる。姉妹のうち、青似だけは母親が異なっており、青似が引き取られて以来、梅乃宮家で不幸が続いたため、彼女は村人たちから“魔女”と呼ばれるようになったという。
その後、青似は梅乃宮家から出て行き、“飲むだけで痩せる”と称した薬物を販売する会社に就職、薬事法違反で逮捕されたこともあったとか。
直後、豪雨のため山道が通行止めになり、マリコたちは梅乃宮家に足止めされてしまう。飯島が雇った運転手で、マリコたちと同様、足止めを食っていた日吉(土佐和成)が梅乃宮家の一室で死体となって見つかる…。
4月17日(日)夜9:00-11:10
テレビ朝日系で放送