織田裕二主演作にバレエダンサー・宮尾俊太郎が出演
TBS系では10月から日曜劇場枠の新ドラマとして織田裕二主演「IQ246~華麗なる事件簿~」を放送。
今作はやんごとなき貴族の流れをくみながら、時の権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺(ほうもんじ)家の末裔(まつえい)で、現89代目当主、沙羅駆(しゃらく)が、嫡子だけに連綿と受け継がれるという“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決する本格ミステリー。ストーリーは1話完結で描かれる。
出演者には主人公・法門寺沙羅駆を演じる織田を中心に、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、真飛聖、矢野聖人、篠井英介、寺島進、そして中谷美紀と個性豊かなキャスト陣が集結していることを既に発表されているのだが、今回、バレエ団“Kバレエカンパニー”のプリンシパルとして活躍するバレエダンサー・宮尾俊太郎が、レギュラー出演者として加わることが決定。
連続ドラマへのレギュラー出演は'10年に放送された同局系「ヤマトナデシコ七変化」以来、今作が2作目となる。
このドラマの見どころは「ああ、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか…」と常に暇を持て余し、自らが解くに値する謎を求める主人公・沙羅駆が、世にはびこる難事件をIQ246の頭脳で鮮やかに解決へと導いていく姿。
宮尾は、沙羅駆が首を突っ込んでいくことになる難事件の捜査を担当する警視庁捜査一課の刑事・山田次郎として登場する。
山田は灘高、東大、ハーバード大という超名門を次々首席で卒業したという経歴を持つ超インテリで、その上拳銃、柔術などにも長け、数カ国語を操るという警視庁内でも一見優秀な刑事。
警視庁内でその能力を見込まれているかは定かでないが、沙羅駆に出会って以来、難事件の捜査に当たるたびに沙羅駆から捜査に首を突っ込まれては振り回され、その上その地味な名前をイジられたりしてプライドを踏みにじられるという役どころ。
元宝塚トップスターの真飛が演じる捜査一課の刑事で、上司の今市種子と宮尾が演じる山田次郎という、互いに名前にコンプレックスを持つこの刑事コンビが、沙羅駆と組んでどんな化学反応を起こすのかに注目だ。
【宮尾俊太郎のコメント】
出演オファーを頂き、とてもうれしかったです。映像のお仕事をしっかりとやってみたい、という気持ちがありましたし、豪華なキャストの方々からもたくさん学ばせていただける機会を頂けたので、役者としての成長ができるように取り組みたいです。
刑事役ということで、刑事らしい所作、話し方など、普段経験したことがないので難しい部分もあると思っております。山田次郎は少し変わっているところがありますが、刑事という根本的な部分が揺らがないようにしたいと思います。
(台本は)率直に面白かったです。謎解きのストーリーなので、読んでいても創造力がかき立てられました。キャラクターの濃い登場人物がたくさん出てくるので、現場でもどんなふうになっていくのかが楽しみです。
役作りとしては“刑事である”ということが見ている方に伝わるようにしたいのは大前提として、所々に横文字のセリフが入ってきたり、他人を見下している部分があり、(彼の高学歴で自信家な)センスが一般の人と違うな、と感じています。
(沙羅駆には及びませんが)彼もIQは高いのでスマートに推理ができる側面もあると思いますので、シリアスなところと彼のセンスが突き抜ける、そのバランスを大切にしたいと思います。
10月スタート
毎週日曜夜9:00-9:54
TBS系で放送