'16年に活躍し、'17年にさらなる飛躍が期待される俳優・女優、アイドル、アーティストなど、さまざまなジャンルのNext Generation Star(次世代スター)およびNew Generation Star(新世代スター)に話を聞く、ザテレビジョン年末年始特別企画「NGS17」。
第13回は、六本木発6人組本格派ダンス&ボーカルユニット・La PomPonでメインボーカルを務めるNew Generation Star・KIRI(きり)が登場!
業界に入ろうと思ったきっかけから、’16年怒濤(どとう)のライブラッシュの中で思い出に残っているイベントについて、今後の活動展望について語ってもらった。
――まずは自己紹介と自己PRをお願いします。
高校1年生、16歳でLa PomPonのメインボーカルを担当していますKIRIです。よろしくお願いします。強みは明るいところと元気なところです。ひまわりのように、La PomPonの雰囲気を明るく照らす存在になりたいと思い、日々頑張っています。
――この業界に入ったきっかけは何ですか?
幼稚園のころからずっとダンスをやっていて、将来はダンサーになりたいと思っていたんですけど、当時通っていたダンススクールの発表会のとき、今の事務所の方にスカウトしてもらって活動を始めました。その時は歌をやりたいと思っていなかったんですけど、話を聞くうちにやりたいと思うようになって、両親に話しました。
両親は、芸能活動を反対していたのですが、毎日説得して何とかやらせてもらえるようになりました。
――スカウトされたダンスの発表会はどんなステージですか?
ダンススクールからオーディションで選抜されて、チームを組んで発表会に出るという1年がかりの企画でした。ちょうど1年間の最後のイベントのときにスカウトしてもらいました。それ以前に雑誌に読者モデルとして出させてもらっていたのですが、それをたまたま事務所の方が見つけてくださって、その流れでスカウトしていただいた感じです。
――当時、憧れていたアーティストはいましたか?
安室奈美恵さんに憧れていました。安室さんは小学生のころから大好きで、いつもテレビなどで見て幸せな気持ちになっていたんですけど、その頃は自分もそうなりたいという気持ちはあまりなかったんです。でも、今こういう活動をしていて、安室さんのすごさをあらためて知って、より憧れる存在になりました。
最近では聴く音楽の幅が広がって、いろいろな方の音楽に触れるようになってきましたが、歌とダンスの面では安室さんがダントツで好きです。
――レッスンを始めたころのことは覚えていますか?
覚えています! ダンスのレッスンがとても厳しかったですね。レッスンの途中で「もうやらなくていいよ!」と言われ帰されそうになったり、本当に悔しい思いもしました。まだメンバーが確定していない時期だったので、他の候補生とも戦わないといけない状態で。
自分も落ちるかもしれないけど、みんなとずっと一緒にやりたいという思いもあって複雑な心境でしたが、そのレッスン一つ一つが今につながっていますし、大事なことも教えてもらったので、すごく勉強になった2年間でした。
――2年間みっちりやられたんですか?
はい。平日も毎日やりましたし、土日は朝から晩までみんなで集まってボーカルレッスンをした後にダンスのレッスンをやって…という状態で、毎日候補生のみんなと一緒にいました。
――それってぶっちゃけ嫌になりませんでしたか?(笑)
なりました(笑)。それこそ1日も気が抜けなかったですし、選考で勝ち残るためには絶対に成長したと思われないといけなかったので、本当に大変でした。でも、褒めてもらえたときはうれしかったですね。
――ダンスは下地があったとして、歌は割とイチからですよね?
スカウトしてもらって、初めて映像を撮りながら歌ったとき、マイクの持ち方が分からなくて注意されました(笑)。歌は完全に初心者だったので全然歌えなくて。そもそも自分から積極的に歌うことも好きではなかったので、カラオケも全然行かなかったですし、全く縁がなかったので、今こうして歌っていることが不思議ですね(笑)。
――人前で歌うことへの照れみたいなのもあった?
はい。もともと人前で歌うことはあまり好きではなかったので、カラオケに行ってもタンバリンしかやらなくて(笑)、ガヤ担当でした。ダンスは自分の体を使って表現するので別なんですが、自分の声があまり好きではなかったので、歌うことはほとんどしてこなかったです。
La PomPon・KIRI(きり)
2000年8月8日生まれ。神奈川県出身。B型。
Fm yokohama84.7「BREAK IT DOWN」(毎週日曜夜10:30-11:00)に番組DJとして出演中。
グループとしては2月5日(日)、3月18日(土)に六本木Morph-Tokyoにて定期公演を行うことが決定している。