5月17日(木)より東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて公演を開始する、舞台「信長の野望・大志 春の陣」。織田信長視点の「SIDE織田」、浅井長政視点の「SIDE浅井」というダブルストーリーで描かれる舞台となっている。
織田を演じるのは鶏冠井孝介、対する浅井を演じるのは小西成弥。また、長政に嫁いだ信長の妹・お市の方にはモーニング娘。OGの田中れいな、茶人・今井宗久には彦摩呂、長政の側室はダブルキャストで妄想キャリブレーションの水城夢子、でんぱ組.incの成瀬瑛美がキャスティングされている。鶏冠井、小西に聞いたインタビュー後編では、稽古の模様や彼女たちへの印象などを聞いた。
【これが「信長の野望」舞台化ということか!? 織田・鶏冠井孝介、浅井・小西成弥が語る“ならでは”の魅力 より続く】
武器も多種多様。戦国ならではの殺陣の迫力
――実際に稽古に入っての手応えはいかがですか?
小西:まだ10日と経っていないので(取材時、4月末)、2つもある台本に四苦八苦している最中です。とにかくボリュームがすごくて、頭が混乱してしまいます(苦笑)。
鶏冠井:歴史上、何年もかかった戦いを1回の舞台に収めて、色々な出会いや別れも描いていく2時間だから、濃さが半端ないです。
小西:展開が早いし、目まぐるしいんですよね。それでいて殺陣も多いから。
――戦国となると、殺陣には期待が高まります。
小西:今回、殺陣の上手い方ばかりなので、そこはもう期待していてもらえれば。シブゲキ!!は距離が近い劇場なので、間近で見る殺陣の迫力に注目してほしいですね。
鶏冠井:剣や槍、忍者もいますし、多種多様な武器があって見応えがあると思います。
――鶏冠井さんは「新撰組あと始末記」でも殺陣はされていましたが、今回はいかがですか?
鶏冠井:「新選組」の時は剣士の剣でしたけど、今回は殿様の剣なのでだいぶ違う気がします。本格的な振り入れはこれからなんですが、長政との一騎打ちもあるので緊張しますね。
小西:僕は殺陣の経験はほぼなくて、あってもレイピアを使ったフェンシングだったので、今回とは全然違うんですよね。みんなに置いていかれないようにしないと。
――殺陣もそうですが、現代劇と違う、時代物ならではの難しさというのはありますか?
小西:言葉は難しいですね。普段使わない語尾や口調が多いので、そこは苦戦しますね。
鶏冠井:一人称も相手によって変わったりするし、あとは所作ですよね。1つ1つの動作が僕ら現代人とは違うので、油断しているといつもの自分の動きが出てしまうんです。
小西:人の名前を呼ぶ時も、「明智光秀殿」と言ったり、「明智殿」「光秀殿」と変化が入ってくるんです。
鶏冠井:そこに誰がいて、どこで話しているかのTPOですね。
小西:場によるニュアンスも含まれていて、普通に丁寧な会話の時は「明智光秀殿」なんですが、親身になって語る時は「光秀殿」になったりして、シーンによって色々変わってくるんです。
――二度目以降の観劇の際は、そういうシーンの中にある言葉遣いの違いにも注目すると楽しそうですね。
5月17日(木)~5月28日(日) 全16公演
SIDE織田、SIDE浅井を回替わりで公演
劇場:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂渋谷プライム6階)
【HP】https://nobunaga-stage.com/
【Twitter】@nobunagastage
■鶏冠井孝介公式Twitter
【Twitter】@KAIDANGER_
■小西成弥公式Twitter
【Twitter】@seiya0906
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