歴史秘話ヒストリアの放送内容一覧
約700年前の「蒙古襲来」についての最新の研究を紹介。日本が初めて被った外国からの大規模侵略を防いだ竹崎季長ら鎌倉武士たちの奮闘を追う。
不思議なパワーにあふれる縄文の美を特集する。「縄文」の意味するところは、長らく謎とされてきた。ところが近年、縄文人たちがそこに「再生」の願いを込めていたのではないか、という説が出ている。円形、縄目、ヘビ、妊婦、そしてあふれる涙など、縄文人がそのアートに秘めた、壮大な暗号を解き明かす。
時代が流れても“変えない生き方”を貫いた猛将・水野勝成を特集。勝成の人生から、日本の戦国時代から江戸時代の一大変革期を浮き彫りにする。
西郷隆盛や大久保利通ら英雄と共に、新時代を切り開いたとされる“海上王”岩崎彌太郎を特集する。明治維新直後、岩崎は日本初の外国定期航路を開設し、坂本龍馬の遺志を継いで世界中を相手にした貿易国家の樹立という夢の第一歩を実現した。そのバイタリティーあふれる岩崎の秘話に迫っていく。
戦国“最弱”として歴史ファンにも大人気だという小田氏治を特集する。小田は常陸国、現在の茨城県にいた武将で、記録にあるだけでも20回近くも合戦に負けている。しかし、家臣にも領民にも慕われ続け、自分を破った相手の誰よりも長生きした。最弱にもかかわらずなぜ長生きできたのか、その秘密を解き明かす。
奈良時代から約1000年間、日本人の信仰のデフォルトになってきた「神仏習合」を特集。古来の神信仰と伝来した仏教が融和し、一体化した謎に迫る。
明治維新に貢献した実業家・五代友厚を特集。欧米諸国との交渉を担当する政府役人としての“世話好き”な一面や、愛にあふれた人生に迫る。
室町幕府の初代将軍・足利尊氏と弟・足利直義が争った観応の擾乱を特集。戦国時代へとつながったこの戦いが、日本にもたらした影響に迫る。
たった半年あまりの工期で、二条城、江戸城、名古屋城など天下の名城を築き上げた伝説の棟梁・中井正清を特集。その独創的な建築手法に迫る。
西郷隆盛の“2人の上司”に迫る。その2人とは幕末薩摩藩の敏腕リーダー・島津久光と、西郷の親友で藩の重臣・桂久武。大河ドラマ「西郷どん」にも登場するこの2人は「きびしい」と「あたたかい」、正反対の上司だった。西郷はこの2人にどのように叱咤(しった)激励されたのか、西郷伝説に新たな光を当てる。
日本の歴史における「多種多様な心と体のあり方」を特集。元禄時代、井原西鶴が記した禁断の浮世草子「男色大鑑」に描かれた美しく残酷な男同士の恋愛物語は、なぜ「究極の愛」と称されているのか。平安時代の権力闘争や、戦国時代の国の存亡にも関わってきた男性同士の恋愛模様を、最新研究をもとにひも解いていく。
三浦按針ことウィリアム・アダムスを特集。イギリス人ながら徳川家康の側近となった按針は、家康が欲していた大砲の入手や帆船の建造をかなえ、戦国から太平の江戸へ移りゆく時代に家康と「日本の外交」の舵取りも担う。そんな按針のひそかな願いがしたためられた手紙などから、家康と按針の共闘と絆に迫る。
島津家17代当主・島津義弘を特集。天下分け目の関ケ原で行った作戦「敵中突破」など、戦国史上に残る秘策や最愛の妻とのエピソードに迫る。
日本で初めて、平民でありながら内閣総理大臣になった原敬を特集。原はなぜ暗殺されたのか、固い信念に貫かれたその生涯と悲劇の瞬間に迫る。