歴史秘話ヒストリアの放送内容一覧
インスタントラーメンの開発者・安藤百福とその妻・仁子の半生を紹介。百福の家族たちにインタビューを行い、商品開発の舞台裏を明らかにする。
2018年に報道された歴史のニュースを、研究者へのアンケートでランキング化。現在もなお、新たな調査で変化し続ける日本史の最前線に迫る。
室町時代を最新研究をもとに著述した書籍が人気の今、気鋭の中世史研究者、プロたちが“推す”「室町三大事件」にクローズアップする。まずは亀田俊和氏の「観応の擾乱」から、室町幕府初代将軍・足利尊氏と弟・直義の2年にわたる戦いを考察する。ほか、「嘉吉の徳政令」「応仁の乱」にも注目していく。
75年前、太平洋戦争の行方を左右する決戦の舞台となった南太平洋のトラック諸島。周辺海域には、空襲の標的となった40隻を超える日本軍の船が沈んだ。この美しき海の墓場で、4Kカメラによる初の大規模潜水調査を実施。数々のスクープ映像と新資料から、トラック空襲の真相と船乗りたちの悲劇に迫る。
弥生時代の日本で最高の宝とされた「銅鐸」。その形状から「釣り鐘」のように鳴らしたことは推測されたが、正確な使い方や製作目的は不明だった。しかし4年前、7つの銅鐸が兵庫・淡路島で発見され、銅鐸の鳴らし方を解明する大きなヒントも見つかる。最新研究をもとに銅鐸にまつわる謎に迫る。
日本植物学の父と呼ばれる牧野富太郎は、22歳の時、北は北海道利尻島から南は奄美までくまなく調査。新種の草に「ヤマトグサ」と命名したのを皮切りに1500種以上の植物に学名を与え、78歳で全国の植物を網羅する「牧野植物図鑑」を完成させた。自らを「植物の精」と語った自由奔放な人物像に迫る。
「アニメ」に強いこだわりを持っていた“マンガの神様”手塚治虫の思いに迫る。手塚が少年時代に夢中になっていたという“秘密の実験”を紹介する他、日本初の連続長編テレビアニメ「鉄腕アトム」(1963〜1966年、フジテレビ系)誕生の舞台裏、晩年に取り組んだ未完の大作アニメの制作秘話などを掘り下げる。
1964年の東京オリンピック秘話を取り上げる。日本人として国際オリンピック委員会、IOC委員に初めて就任した嘉納治五郎、日本人で最初にオリンピックに出場した天才ランナー・金栗四三、東京開催を結実させた水泳界の重鎮・田畑政治。3人の不屈のリレーが、東京オリンピックを成功へ導いた軌跡をたどる。
皇太子教育の最高責任者を務め、今上天皇の“先生”を担当した小泉信三を特集。小泉の波瀾万丈な生涯から、今上天皇の思想の原点に迫る。
“最初の戦国大名”北条早雲の最新研究による新事実を取り上げる。早雲は、実は全く違う名前だったことや、無名の浪人といわれていた出自が実は違っていたことなどが明らかに。また、戦国大名になった理由が野望や秩序への挑戦ではなく、室町幕府との連携、自然災害のためだったことも解説する。
150年前に起こった鳥羽伏見の戦いに迫る。新政府軍は、対する旧幕府軍に対して3倍もの兵力を擁しながら、7日間の激戦の末、大敗北を喫する。その裏には、リーダーのありえない判断、味方の裏切りがあった。もし戦いの結末が違っていれば、明治維新はなかったともいわれる戦いの真相を、新資料から明らかにする。
江戸幕府を「享保の改革」で立て直した名将軍・徳川吉宗の時代に、ベトナムから江戸に“象”がやって来たことがある。当時の古文書から、吉宗が象で世直しをしようと考えていたとおぼしき記述が見つかった。象の旅を入り口に、日本を近代国家として生まれ変わらせようとした吉宗の奮闘に迫っていく。
オンラインゲームをきっかけにブームとなった日本刀の魅力を紹介。「三日月宗近」や、刀鍛冶「粟田口」派の名刀群が日本人に好まれる理由を探る。
「動乱の時代」として知られている室町時代で、50年以上対立していた南北朝を統一し、戦乱のない「室町の黄金時代」を築いた3代将軍・足利義満を特集。武家と公家の頂点に君臨した義満は天皇の位を狙っていたといわれてきたが、最新の研究でそれが覆されつつあるという。そんな義満の真の狙いに迫る。
およそ90年前、日本人初のノーベル賞に最も近づいた医学者・山極勝三郎に迫る。山極は、人の手でがんを作る実験を世界で初めて成功させ、ノーベル賞間違いなしと期待された。しかし、結果は落選。ところが、山極の死後に衝撃の事実が発覚する。がん研究の未来を切り開いた男の知られざるドラマをつづる。