ドキュメント72時間の放送内容一覧
札幌にある24時間営業の老舗サンドイッチ店に密着。40種類もの手作りサンドイッチが300円ほどの手頃な価格で食べられるこの店は、地元では知らない人はいない人気ぶり。1日の終わりに自分へのご褒美として買う人や、家族のために10個以上まとめて買っていく人など、訪れる客たちに話を聞く。
リスザルやペンギンなど59種類の動物を見ることができる、川崎市の住宅街にある公園に密着。混み合う動物園とは異なり、ゆったりと楽しめる隠れた人気スポットのこの公園には1日200人ほどが訪れる。コロナ禍にこれまでと変わらずのんびり過ごす動物を見ながら何を思うのか、公園に訪れる人々に話を聞く。
主に飲食店を営む人たちが訪れる、厨房機器の中古販売店に密着。コロナ禍で夜の売り上げが見込めず、苦渋の決断で居酒屋から定食店へ業態変更を図る店長や、長年経営してきた店を閉めることになり厨房機器の買い取りの相談に訪れた人に話を聞く。国の施策に一喜一憂させられている、飲食店関係者の思いに迫る。
東京・歌舞伎町にあった、都内最後のキャバレーの閉店間際を取材。82歳のオーナーが、約半世紀営業した店を2月末で閉めると決断。豪華なステージではかつて生バンドなどが満員の客を魅了したが、後年はカラオケで使われるのみに。70歳の最年長ホステスや、40年以上働いてきたエレベーターボーイの思いに迫る。
東京・練馬にある首都圏最大級の巨大園芸店に密着する。今年、自宅で過ごす時間が増えたことで注目を集めている、ガーデニングや家庭菜園。店には在宅勤務になったことで、少しでも和めるようにと観葉植物を買う会社員らが集う。生活習慣が大きく変わる中、自宅の暮らしをどう変え、この夏どう過ごしたのかを探る。
8月末に94年の歴史に幕を下ろした、東京・練馬の遊園地「としまえん」を取材。園中央にある日本最古の回転木馬には、20年前に家族で楽しんだという女性や毎日一人で乗り続けた地元の高齢男性らが集まった。閉園間際の3日間、訪れる人たちに話を聞き、50年近く愛された回転木馬が乗せてきた思い出を探る。
東京・新大久保にある創業40年の管楽器専門店に密着。楽器の質の良さから多くの客が“一生モノ”を求めてこの店を訪れる。フルートを吹きうつ病を克服したサラリーマンや配信で地道に演奏活動を続けるプロのチューバ奏者が登場。コロナ禍で芸術に対する風当たりが強い中、「不要不急なものとは何か?」を考える。
東京の夏の風物詩「隅田川花火大会」が中止となり、静かな夏を迎えた隅田川で道行く人々を取材。取材班は赤羽を出発し、浅草、築地を経て東京湾を望む竹芝桟橋まで進む。そこで折り返し、月島、両国、向島を通り赤羽に戻る。3日間の取材で出会った人々に夏の過ごし方や思いを聞き、“それぞれの夏”を見つめる。
東京タワー近くの寺の七夕祭りに密着。訪れる人たちは、思い思いに秘めた願いを短冊につづる。10年間片思い中の相手との再会を願う女性や、新型コロナの影響で会社のボーナスを気にするカップル、亡き父とつながるために毎年やってくる外国人らが登場。七夕までの3日間、ささやかな願いを短冊にしたためる人たちの声に耳を傾ける。
東京・原宿駅の近くにある24時間営業の巨大スポーツジムに3日間密着。器具が充実しているこの店舗には、本気で鍛えたい“ツワモノ”たちが訪れる。仕事のストレス発散や、好きな人を振り向かせたい、いじめられっ子だった弱い自分を変えたいなど、長く険しい筋トレ道に挑むと決めた彼らの理由や事情に迫る。
コロナ禍の東京・井の頭恩賜公園の日常にスポットを当てる。ベンチで弁当を食べるママ友たち、自粛中に購入した自転車で自粛太りの解消を目指す会社員、家事の合間に野鳥の写真撮影に訪れた主婦、散歩好きのおじいさんらを取材。静かな夏の訪れを迎えた公園に、憩いを求めてやって来る人々に迫る。
栃木・足利市に屋台を出すコーヒー店に密着する。店を切り盛りする70歳を超えた兄弟は、50年ほど前に父親が始めた店を当時のまま受け継いできたという。1杯400円のコーヒーを求めて店を訪れる仕事帰りのサラリーマンや、親の介護のために地元に戻った女性から話を聞く。
東京にある24時間営業の焼き肉店に密着する。夜勤明けに立ち寄る警備員のグループや週に1度のぜいたくだという同棲カップルらが、普段は口にできない本音などを語る姿を映し出していく。また、黙々と肉を焼く「ひとり焼き肉」の客からも話を聞く。
兵庫・神戸駅の地下街に設置され、多くの人が弾くためにやって来る“ストリートピアノ”に密着する。このピアノは、阪神・淡路大震災の時に市内の幼稚園で使われていたもので、その時の傷が今も残っているという。震災から25年たった神戸で生きる人々の今に迫る。
避難指示解除から2年あまりがたつ福島・浪江町で、大型スーパーの年末年始の3日間に密着する。およそ2万人の全町民が避難していたが、1000人を超える人々が町に戻り、診療所や飲食店、学校など生活を支える施設が少しずつ整備されてきている。そんな中、2019年に開店した大型スーパーで客などから話を聞く。
国内有数のサーフィンスポットとして知られる宮崎・石崎浜で釣り人たちに密着する。釣り人たちが狙う「オオニベ」は、大きなものでは体長1mを超える“巨大魚”で、冬になると小魚を求めて浅瀬にやってくるため、浜辺からでも釣り上げることができるという。しかし、釣れる確率は低く「宝くじに当たるようなもの」だという。正月早々、巨大魚を狙う釣り人たちの奮闘を追う。