光る君へのあらすじ一覧
寛仁4(1020)年1月。倫子に呼ばれたまひろは、道長が三郎と名乗る頃から出会っていたことなど、これまでの二人の関係を語り始める。全てを知った倫子は驚くのと同時に、ある願いをまひろに託す。まひろが去った後、道長に何を話していたかを尋ねられた倫子は、とりとめのない昔話だと受け流す。程なく、まひろは「源氏物語」に興味を持った見知らぬ娘・ちぐさ(吉柳咲良)と出会い、思わぬ意見を聞くことに。やがて時がたち、道長は共に国を支えた公卿や、愛する 家族を次々と失っていく中、自らの死期を悟って最後の決断をする。その後、まひろは道長の危篤の知らせを聞く。
長和3(1014)年。三条天皇(木村達成)の即位から3年が過ぎた頃、帝が暮らす内裏で立て続けに火事が起きる。道長(柄本佑)は帝の政に対する天の怒りが火事の原因だと訴え譲位を進言するが、帝は受け入れず、両者の対立が深まる。そして道長は、帝のある異変を感じ取っていた。その頃、皇太后・彰子(見上愛)に仕えながら「源氏の物語」の執筆を続けるまひろ(吉高由里子)は、越後から帰京した為時(岸谷五朗)と久々に再会を果たす。さらに、賢子(南沙良)から思いがけず恋愛の相談をされる。
長和元(1012)年。宮中では、道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)の覇権争いが行われていた。そんな中、道長の娘・妍子(倉沢杏菜)が三条天皇の中宮に、そして彰子(見上愛)が皇太后になるも、帝は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あき)を皇后にすると宣言する。そこで道長は自身の権力を誇示するためにある計画を立てるが、体調を崩し倒れてしまう。一方、里帰り中のまひろ(吉高由里子)は、賢子(南沙良)が双寿丸(伊藤健太郎)を連れているところに出くわす。
寛弘6(1009)年11月25日。彰子(見上愛)は、土御門殿で一条天皇(塩野瑛久)の第三皇子を出産。敦成親王と年子の皇子に敦良親王と命名。次期皇位を巡り、公卿たちの思惑が交錯する中、道長(柄本佑)は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始める。年末年始を迎え、帰省したまひろ(吉高由里子)は久々に為時(岸谷五朗)ら家族との楽しい時間を過ごす。しかし、そこで惟規(高杉真宙)は、まひろの娘・賢子(南沙良)の実の父親が宣孝(佐々木蔵之介)ではなく、道長だと為時に話してしまう。
寛弘6(1009)年1月。まひろ(吉高由里子)の元を訪れたききょう(ファーストサマーウイカ)は、「源氏の物語」を読んだことを告げ、絶賛する。だが一方で、亡き定子(高畑充希)の思い出をつづった「枕草子」から、一条天皇(塩野瑛久)の関心を奪ったことに対し本心を明かす。その後、物語の次の構想を練り始めたまひろは、道長(柄本佑)から新たな提案を受ける。一方、中宮・彰子(見上愛)と敦成親王への呪詛の形跡が見つかり、伊周(三浦翔平)の関与が明らかになる。
寛弘5(1008)年9月11日。彰子(見上愛)が難産の末、土御門殿で一条天皇(塩野瑛久)の第二皇子を出産。まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)は喜びを分かち合う。そんな二人の親密さがうわさになる中、彰子はまひろの書いた物語を冊子にして一条天皇への土産にしたいと倫子(黒木華)に申し出る。そこで、まひろをはじめ女房たちが力を合わせて豪華本を制作することに。同じ頃、伊周(三浦翔平)らの思惑が外れ、新たな皇子が誕生したことにより皇位継承を巡る不穏な気配が漂う中、内裏で事件が起こる。

























