ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第99回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

  • 1

    ラブストーリーにこだわる大石静が戸田恵梨香と組んで旋風を起こした
    撮影=石塚雅人

    ラブストーリーにこだわる大石静が戸田恵梨香と組んで旋風を起こした

    「大恋愛―」の大石静が堂々の受賞。「若年性アルツハイマーという病気に配慮し、かつ恋愛ドラマとして最大限に盛り上げた手腕」「大石の描く自立した女性像に戸田恵梨香がハマった」と実力の高さを認められた。2位に「獣になれない私たち」の野木亜紀子。「これが現実!と思えるリアルな描写」を評価する声が。3位に「中学聖日記」の金子ありさ。「原作が未完結なのに、起承転結のあるドラマにした構成力」が注目された。

    受賞者インタビュー

    どうしたら幸せが描けるかを考え続けた作品でした

    第99回 ドラマアカデミー賞 脚本賞 受賞インタビュー
    Q 受賞の感想をお聞かせください
    今作では、人が人を愛する素敵さと、病という不運や命の刹那という両極端な人生の側面を、綾なすように描きたいと思いました。この作品に限らず、難しいのは「悲劇と笑いを両立させること」。第1話に、尚と真司が居酒屋の店員さんにアテレコをして遊ぶシーンがありますが、あれも「一緒にいて楽しくて仕方がないことを、どう表現するか」をみんなで考え、アテレコの発想が出てからも、何を言わせるかで悩みました。どうしたら幸せが描けるかを考え続けた作品でした。

第99回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

【PR】お知らせ