ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第99回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞

  • 吉田羊がバイセクシャルの女性役で新たな面を見せた
    撮影=大石隼土

    吉田羊がバイセクシャルの女性役で新たな面を見せた

    ヒロインを見守る年上の女性を演じた吉田羊が受賞。「女性とキスするシーンの妖艶さ」「豪放な原口の屈折した心情を見せた」と魅了された人多し。2位は「獣になれない私たち」の黒木華。―「西郷どん」でも5位に。「見ている人をイライラさせる演技力はさすが」とリアリティに高評価。3位に「今日から俺は!!」の橋本環奈。「スケバンのときの顔芸が迫力」とインパクトを残した。
    【役柄への評価】
    聖(有村)の婚約者である勝太郎(町田)の職場の先輩・原口律役。バリバリのキャリアウーマンで毒舌ながら、勝太郎の良き理解者であり、時には聖と晶(岡田)の背中を押す頼もしい姿に支持が集まった。また、バイセクシャルであるという役柄や、更紗(中山咲月)とのキスシーンも話題に。

    受賞者インタビュー

    模範解答的な上司像ではなく、少し風変わりな、ミステリアスな人物に!

    第99回 ドラマアカデミー賞 助演女優賞 受賞インタビュー
    Q 受賞の感想をお聞かせください
    私が演じた原口さんは、バリキャリで帰国子女、マクロビアンでバイセクシャル、そして処女(漫画の途中で明らかになりますが、それが本当かは分からない)、原作にはこれだけたくさんの設定がありました。正攻法でいけば、社内で声高らかに檄を飛ばし、退社後は部下を飲みに誘って合理的に悩みを解決する頼れる上司像といったところ。しかし、私が引っ掛かったのは「バイセクシャル」と「マクロビアン」という2つで、「この人は何かが違っていてそれこそが彼女の魅力」という気がしました。
  • 2

    強烈なキャラクターに視聴者がざわつく

    元恋人・京谷(田中圭)の部屋に居座る長門朱里を熱演。京谷の現恋人・晶(新垣結衣)が話し合いをするために部屋を訪れた際には、身勝手な暴論をぶつけた末泣きだすなど、印象的なキャラクターを作り上げた。

  • 3

    スケバンと清純キャラのギャップが破壊力抜群!

    成蘭女子高校の女番長で、伊藤の彼女・早川京子役。実は喧嘩がめっぽう強いのに、恋する伊藤の前では清純キャラに豹変する芝居が破壊力抜群。伊藤との“イチャイチャ”を心待ちにしていた中毒者も多数!

第99回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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