山田裕貴が藤原竜也の“相棒”役に!「こんな部下がいたらやりやすいのでは?などを考えながら演じました」
山口紗弥加 コメント
――出演が決まっていかがでしたか?
十数年ぶりに再会する竜也君をはじめ、出演者の皆さんや監督、スタッフさんたちも久しぶりにご一緒する方々が多く懐かしいなぁ、と。古巣に帰ってきた“ただいま感”がすごかったです(笑)。
いろいろと経験して昔より少しはパワーアップしただろう自分で、また一緒に作品を作れるということがこんなにもうれしく楽しいことなんだと実感しました。待つことしかできなかった外出自粛期間を経て、そういう気持ちがより強くなったのかもしれません。
――メッセージをお願いいたします。
嶋田がスクールポリスの存在を快く思っていない人々を論破していく様はすがすがしく、人の心を無視して傷つけているようで、それに救われていく人たちもいる“嶋田隆平の言葉責め”(笑)。
美しい音楽のようなセリフ回しに思わず聴きほれるほど、本当に気持ちがいいんです。耳心地よく痛いところを突いて“罪”を認めさせ、たまに人物の心に寄り添うような優しさを見せたりもする。傷に塩ならぬ、ハバネロを塗り込むような荒療治ではありますが(笑)。
問題の根源を根絶しようとする部分は、痛いのに、何だかすっきり。目や耳を覆いたくなるような表現もありますが、現代社会の闇をめった斬りする嶋田の正義(もしくは悪)を毎話最後まで見届けていただきたい!それが願いです。
高橋克実 コメント
――出演が決まっていかがでしたか?
最初、台本を読んでどういう展開になって行くんだろうと思いましたね。毎話事件が起きて、本当に刑事ものというか犯罪ドラマになっている部分もありますので、学園ドラマなのか犯罪ドラマなのか線引きの難しいところではありますが、でもすごく面白いと思い読んでみて、“必殺仕事人”っぽいなと。
なかなか解決できない学校の問題点とかを“これは犯罪”ってスパッと決めて逮捕したりする。その辺がある種、気持ちいいというか。そういったところが見ていて面白いかと思いました。
――メッセージをお願いいたします。
最初、企画の話を聞いた時、“中学校に警察官がいる? それって、グラウンドに交番ができるってこと?”っていう発想とか疑問が出てきて、それが実施されているところがあると聞いてすごい世の中だと思いました。
日本でそういうことになったらという風に書かれていたので自分の子どもの頃には考えられなかったことだと。
フィクションではあるんだけれども法に触れるようなことをした場合、中学生に手錠をかけたり、校長も後々でとんでもない目に遭って…。“SP”だけれど“SF”も含んでいますよね!? ちょい、近未来(笑)。