東日本大震災から10年となる2021年にフジテレビで被災地を舞台としたアニメ3作品の制作が決定
「バクテン!!」は、中学生活最後の夏に男子新体操と出会い魅せられた少年・双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称・アオ高)に入学し、男子新体操部へ入部。個性的な先輩たちと、中学男子新体操のスター・美里良夜と共に、一生懸命一つの目標に向かってチームでひた走る姿を描く“スポ根×青春群像劇”。双葉翔太郎役を土屋神葉、美里良夜役を石川界人が演じる。
2021年初夏に公開予定の「フラ・フラダンス」は、福島県いわき市を舞台にフラガールを仕事に選んだ主人公・夏凪日羽と同期の仲間たちの成長が描かれる。福原遥がオリジナルアニメ映画初主演を務め、総監督を水島精二、監督を綿田慎也が担当。また、脚本は「若おかみは小学生!」(2018年)の吉田玲子が担当するほか、スパリゾートハワイアンズ全面協力で制作される。
そして、「岬のマヨイガ」は2016年に「野間児童文芸賞」を受賞した柏葉幸子の同名小説が原作。監督は川面真也、脚本は「フラ・フラダンス」と同じく吉田が務め、居場所を失った17歳の少女がたどり着いた、“訪れた人をもてなす家”という不思議な伝説として岩手県に伝わる古民家「マヨイガ」を舞台に、少女と血のつながりがない新しい家族たちとの、不思議だけど温かい共同生活が描かれる。
「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」
統括プロデューサー・高瀬透子氏コメント
2016年にこのプロジェクトをスタートさせましたが、素晴らしいクリエイターやパートナーの方々に本取り組みの企画主旨にご賛同いただき、いよいよ来年、震災から10年という節目の年に世に出せることになりました。
それぞれメインスタッフは舞台となった地を足しげく訪れ、当地の見どころ、魅力に触れて、作品を見ていただいた方々にその良さをお伝えしたいという思いで取り組んでおります。今後3作品通しての施策や取り組みも進めていきたいと思っていますので、ぜひご期待いただければと存じます。
2021年4月スタート
フジテレビ系にて放送予定
映画「フラ・フラダンス」
2021年初夏公開予定
映画「岬のマヨイガ」
2021年公開予定