<エール>志田未来・泉澤祐希ら“朝ドラファミリー”が注目集める!清原果耶・杉咲花…複数作出演で視聴者に親しみ

2020/11/14 08:00 配信

ドラマ

「エール」畠山まき子役の志田未来
「エール」畠山まき子役の志田未来(c)NHK

2020年度前期の“朝ドラ”こと連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。第22週「ふるさとに響く歌」には、同枠の過去作にも登場した志田未来泉澤祐希が出演し、視聴者から注目を集めた。今回は複数の朝ドラへ出演経験がある“朝ドラファミリー”ともいうべき俳優たちを、フリーライターでドラマ・映画などエンタメ作品に関する記事を多数執筆し「みんなの朝ドラ」(講談社)などの著作もある木俣冬が解説する。(以下、一部ネタバレが含まれます)

“朝ドラファミリー”が続々参加


「エール」第22週「ふるさとに響く歌」は、裕一の親友で作詞家・鉄男(中村蒼)の生き別れていた弟・典男(泉澤祐希)との再会と、裕一の弟・浩二(佐久本宝)の縁談話、各々、家族の幸せを噛みしめた。

典男の苗字が三上で、三上典男→三男→と「ひよっこ」と連想する朝ドラファンも多く、SNS のタイムラインでは「三男じゃないか」とひと盛り上がり。泉澤本人も“私は、典男で三男で泉澤祐希です笑”とTweetした。

「ひよっこ」(2017年度前期)でヒロイン(有村架純)の幼馴染・三男を演じた泉澤。今回は、幼い頃に貧しい村野家から逃げて、いい人に拾われて、三上典男として生きて来て、30年ぶりくらいに兄と会い、すぐに打ち解ける役。過去の回想、兄を思いやる気持ち、久しぶりにあっても変わらない兄弟愛などをさりげなく情感を振りまいて演じた。三男はちょっと弱気な、でもやさしい役も愛嬌があって人気が高かったが、典男もじつに感じがよく、泉澤のお茶の間受けは抜群。

「エール」108回 鉄男と弟・典男の感激の再会
「エール」108回 鉄男と弟・典男の感激の再会(c)NHK

また、浩二の相手役・畠山まき子を演じた志田未来は「とと姉ちゃん」(2016年度前期)で不良少女のお竜というゲストキャラを演じたことがあり、朝ドラ二度目の出演と話題にあがった。「とと姉ちゃん」のときは、ビアホールでからまれるヒロイン・常子(高畑充希)を颯爽と助けたあと、空襲では逆に常子一家に助けられる。戦争で父親を亡くし、幼い妹と弟を守って生きる気丈な役だった。

「エール」では一変、林檎農家で働く楚々とした女性役。戦争で失くした恋人を忘れることができない。「彼女がいると農園がぱあと明るくなって」と音(二階堂ふみ)が言うように、林檎のように華やかな外観と、ぱあと明るい笑顔をしていながら、ふとのぞく憂いを絶妙に見せるまき子。志田未来は申し分ない演技を見せた。

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