――12月16日(水)、いよいよアーティストデビューされますが、その情報が発表された時、反響も大きかったんじゃないですか?
僕が音楽をやりたいと思っていたことはファンの方も知っていたので、「待ってました!」という声が多かったです。
僕自身、また一つ、自分の夢がかなってすごくうれしいです。でも、デビュー作の中に、天月-あまつき-さんの提供曲があるとは誰も予想してなかったと思いますし、僕も提供していただけることが決まった時は恐れおののいた気持ちでした(笑)。
――デビュー作となるEP『はじまりの詩』の5曲は、提供者もそれぞれ違いますし個性が強くて、フルアルバムぐらいの濃さを感じました。
そうなんです(笑)。皆さん、僕にすごく期待をして楽曲を提供してくださったのをお会いした時に伝わってきましたので、その方たちのファンの方にも「良かった」と思ってもらえるように頑張ろうって思いました。
――まずは「願い星」ですよね。天月-あまつき-さんの提供曲で、「ひるおび」(TBS系)の12月度エンディングテーマとしてオンエア中。
はい、曲を書いていただく前に一度お会いして、どういう曲にしたいかをお話しさせてもらいました。
1作目のリード曲で、アーティスト活動をしていく上でずっと共にしていく曲ですし、ライブの最初にも最後にも歌える曲で、聴いた人の人生に寄り添える曲というか、無条件で守ってあげられる曲にしたいんです、って伝えました。
まさに、思っていた通りの曲が出来上がって感激しました。始まり、旅立ちを予感させる疾走感あふれる曲で、しかも天月-あまつき-さんご本人が歌ってくださったデモを頂いたので、いてもたってもいられない気持ちになりました。「早く歌いたい!」って(笑)。
――「ひるおび!」で流れた最初の日、Twitterで気持ちを爆発されてましたね。
“ウォー!”って思い切り叫びたい気持ちでした(笑)。自分が歌ってる曲がテレビで流れるのはなんとも言えない気持ちで、すぐに母親に「流れたよ!」って連絡したら「見てたよ」ってちゃんとチェック済みでした。
「本当に流れるのかな?」って、信じられない気持ちもあって疑心暗鬼になったりしてたので、事前に言ってなかったんです。ちゃんと流れたのを見てホッとしましたし、誇りに思いました。
――MVも楽曲同様、スケール感のある映像作品に。
撮影場所に着いて、車から降りたらものすごい景色が広がっていて、テンションが上がりました。
断崖絶壁のところに立って、ドローンを使って撮影したんですけど、ドローン操縦の日本一の方が撮ってくれたので、出来上がったのを見て「カッコいい!」って思いました。
風も強かったんですけど、人生の揺れ動く様が表現できたので、すごく曲に合っているなって。
感動したのもありますけど、これが世に出ていくんだと考えた時、前向きな意味なんですけど、心臓の鼓動は速いのに思考が停止している感覚でした。
俳優はその役として見せるもので、アーティストは“大平峻也”を見せるものですけど、楽曲の世界に入り込んだ姿を映像で見せるということで、これまでやってきた俳優活動と新しく始めたアーティスト活動が合わさったというか、初めて両立した瞬間だったんじゃないかなって思いましたね。
12月16日(水)リリース
通常盤:2000円(税別)
初回限定盤 Black Edition:3000円(税別)
初回限定盤 White Edition:3000円(税別)
club shu shu盤(FC受注生産限定盤):6500円(税別)
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