香取慎吾の熱のこもったせりふに反響!「指一本」の重みを改めて痛感させる<アノニマス>
「指一本で1人の人間を殺した」
第1話では、誹謗中傷を苦に自殺したモデル・真田梢(八木莉可子)の両親(松平健、床嶋佳子)が指殺人対策室を訪れ、匿名の人間たちの心ない言葉に娘は殺されたと訴えるというストーリーを展開した。
万丞たちの捜査の結果、炎上のきっかけとなったアカウントの持ち主・岩永(山中崇)に行きついた。自分の行いを「指導」だと言い張る岩永がタブレットの写真を人差し指で指していると、万丞はその指をつかみ「お前はこの指一本で1人の人間を殺した。その罪は一生消えない」と告げた。
さらに、岩永に画像を提供し、指示していたのは、梢のモデル仲間である有希(中田青渚)と判明。友人と思っていた有希からの「消えろよ」のひと言で、梢の心は壊れてしまったのだった。「私じゃない、だってあの強い梢が…」と言う有希に、万丞は「強い人間なんていない。人は誰でも…この指一本で傷ついてしまう。あなたが思っている以上に人はもろいものなんだ」と諭した。
SNS上に文字があふれる現代。それらは万丞の言うように「指一本」で発信されたものだ。万丞が罪の意識の弱い岩永と梢に発したせりふは、「重みがある」「ドラマと現状がリンクしてたくさんのことを考えさせられた」など、多くの視聴者からの反響を呼んだ。香取の抑えた演技のなかに込められた”熱”が光る瞬間でもあった。
最新話は、動画配信サービス「Paravi」「ひかりTV」で配信中。また、「Paravi」では、オリジナルストーリー「アノニマチュ!~恋の指相撲対策室~」も配信スタート。