<おちょやん>杉咲花“涙の演技”が視聴者を魅了 “千代”が本音をぶつけた相手は…
杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。1月28日放送の第39回では、千代(杉咲)が人生の選択に直面する姿が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
小暮、千代にまさかの申し出
第8週「あんたにうちの何がわかんねん!」(1月25日~30日)では、テルヲの襲来と、女優として活動を軌道に乗せつつある千代の人生の転機が描かれている。
父・テルヲ(トータス松本)がまたも借金に追われていると知り、ついにテルヲと縁を切ることを決めた千代。女優ももう辞めて、女給として稼ぐと無理に明るくふるまう千代の元を、小暮(若葉竜也)が訪ねてきた。
小暮もまた、大きな決断をしていた。撮影所を辞め、実家に帰ることに決めたという。「千代ちゃん…僕と一緒に東京に来てくれないか。僕と、結婚してください」かつて淡い思いを抱いていた小暮からの突然のプロポーズに、千代は戸惑っていた。
「落ち着いたら千代ちゃんのお父さんも東京に呼んであげたらいいよ、うちで面倒見るから。ヨシヲくんも探して、みんなで一緒に暮らすんだ」と、どこまでも真っすぐに千代を思い、未来を語る小暮。一度は夢見たはずの状況だが、千代は「そないなったらええなぁ」とあいまいな笑顔を浮かべるだけ…。
一方、また撮影所でばったり出くわした一平(成田凌)の言葉は、小暮とは対照的だ。思わず泣き言を口にした千代を「知らんわそんなもん」と受け流し、千代が「あんたにうちの何がわかんねんな!」と怒鳴りつければ「わかるはずないやろ。人の苦しみがそない簡単にわかってたまるか」と突き放した。