<おちょやん>篠原涼子“シズ”再登場!なつかしい道頓堀の面々に視聴者も歓声
一方で、芝居茶屋だった福富は楽器とジャズのレコードを売る店に変わり、福助とみつえの間にもこの4年で何か変化があったよう。シズがひいき客から取引の終了を告げられるなど、岡安の経営がうまくいっていないことをうかがわせる描写もあった。
連続テレビ小説ならではの“再会”シーン
幼くして女中奉公に出された千代にとって、8歳から18歳まで10年間過ごした道頓堀と岡安は故郷のようなもの。千代を迎えたシズのうるんだ瞳からも、千代が積み重ねてきた年月や、人との強い絆が感じられる。こうして、ヒロインの旅立ちだけでなく、故郷への凱旋や懐かしい顔ぶれとの再会を描けるのは、長丁場で放送される連続テレビ小説ならではだ。
また、第41回からは新たな一座のメンバーとして明日海りおも登場した。高峰ルリ子というその女優は、一座の不穏な幕開けもどこ吹く風で、カメラを見つめてにっこり。視聴者からは「明日海りお様、美しい!!輝いてました」「明日海りおさんずっとカメラ目線なの面白すぎ」といった喝采の声が上がっている。
2月2日(火)は第42回を放送する。新しく作られた喜劇一座に集まった役者たちは、一番の実力者である須賀廼家千之助(星田英利)が参加しないことを知り不安を覚え、次々と辞めると言い出していた。座員が集まらなければ、喜劇一座を立ち上げられない。千代にとっては、女優を続けられない一大事に。千代は、千之助を劇団に連れてくると宣言し、意気込んで千之助のもとに向かう。