トレンド1位!香取慎吾“万丞”が追い続けた“アノニマス”の正体に「そうきたか」の声<アノニマス>
「予想通り」と「まさか」が渦巻いたアノニマスの正体
アノニマスは2年前、警察が逮捕した容疑者とは別に真犯人がいるとの情報を倉木に提供していた。万丞は「やめとけ。そんな匿名の情報を信じるな」と忠告したが、食い下がる倉木に「勝手にしろ」と言ったことで、倉木は1人で真相を確かめに行き、真犯人と撃ち合いになった。この発砲事件は別の事件として処理されてしまう。
万丞はガセネタを提供した相手としてアノニマスを追ってきたが、指対室メンバーと2年前の事件を調べ直し、アノニマスが正しかったとの判断に行きついた。そして明らかになったアノニマスの正体は、指対室の室長・越谷(勝村政信)だった。証拠の捏造をした城ケ崎に逆らえなかったが、独自の捜査で分かった真犯人を、帰国子女で日本の警察組織に迎合しない倉木に託すことにしたのだった。
ところが、これだけでは終わらなかった。現在のアノニマスは心神喪失状態だったはずの倉木であることが明かされた。
アノニマスの正体について視聴者からはさまざまな名前が上がってきた。そのなかには越谷も倉木の説もあった。結果的に「予想通り」という声もありつつ、過去と現在のアノニマスがいるという展開は「まさか」「そうきたか」などと驚きももたらし、物語の面白さを増幅させた。
次回がついに最終回となる。倉木の正義という名の下の暴走を、元相棒の万丞は止めることができるのか。ただ、本作が描いてきた善意と悪意、そして無数の正義が存在するネット社会からもうひと波乱あるかもしれない。映画「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンと香取の演技合戦も楽しみに待ちたい。