<おちょやん>“みつえ”が見せた本気のひと芝居が切ない…!みつえ役・東野絢香「どうか見届けて」
「大切なものを守りたい」それぞれの覚悟
トランペットを守り切ったみつえの気迫は、そのまま福助への思いに重なる。福助の出征から始まった第17週は、みつえにとっても特別な週。みつえ役の東野は、3月28日にInstagramを更新し「精神的に負荷の多いテーマへと突入してまいりますが、光は必ずあるはずで、きっとなにか感じて頂けるものがあると思います」「明日からのおちょやん、どうか見届けてほしい。見守ってほしい」と綴った。
第84回ではほかにも、大切なものを守る覚悟が描かれた。岡安の女将・シズ(篠原涼子)は「わてはここを離れへん」と疎開を拒否し岡安への思いをにじませ、千代もまた、「やっぱりうちは、家庭劇を続けます」「うち一人でもやる」と芝居への意地を見せた。
戦時中というのっぴきならない状況下だからこそ、大切なものに命を懸ける覚悟が鮮明になっていく。視聴者からも「何が何でもトランペットを守るみつえちゃんの姿に胸が熱くなった」「みつえちゃんの勇気に泣けた」「みんなの大切なものを守りたいという覚悟がすごい」といった声が上がった。
4月2日(金)放送の第85回は、ひとりでも家庭劇を続けると宣言した千代のその後が描かれる。一平(成田凌)と決別してでも芝居をやめたくない千代は、今までの稽古場を自分で間借りすることに決め、「鶴亀家庭劇」の掛け軸も勝手に書きかえてしまう。