<おちょやん>大阪大空襲…東野絢香“みつえ”が見せた深い悲しみに反響続々
杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。4月5日放送の第86回では、大阪を大空襲が襲った後の人々の様子が描かれた。大切なものを失ったみつえ役・東野絢香の悲しみに感動の声が集まった。(以下、ネタバレがあります)
「堪忍な、福助…」
第18週「うちの原点だす」(第86~90回/4月5日10日)では、昭和20年の大阪の様子が描かれている。3月13日深夜、大阪が大空襲に見舞われた。第86回では、駆けつけた千代たちの前に焼け野原となった道頓堀が広がった。
シズ(篠原涼子)と宗助(名倉潤)は直前に疎開していて無事だった。福富楽器店に嫁いだみつえも疎開先にいて無事だったが、義父母の菊(いしのようこ)と福松(岡嶋秀昭)は福富ののれんを取りに道頓堀に戻ったところで空襲に遭い、命を落とした。
遺体安置所で2人の遺体と対面し、シズ、宗助、みつえと再会した千代と一平(成田凌)は、みつえたちの悲しみを目の当たりにした。
みつえは、疎開先から菊たちを帰してしまったことを悔やんでいた。夫・福助(井上拓哉)を戦争に送り出し不安なみつえに追い打ちをかけるように訪れた、悲しい別れ。「お義父さんとお義母さんを守ってあげられへんかった…堪忍な、福助…」と声をあげて泣くみつえを、千代はただただ、抱きしめていた。