――そして5曲目は「カラフルしましょ」ですね。
井頭:私、この曲のサビの「キミの胸に恋のサイン バキューン!!」ってところが好きです(笑)。みんなそれなりにバキューンのところを工夫してやっていて、レコーディングのときにそれぞれ言っているので、注目してください。それに結構キーが高い歌ですね。
田中:私、最初このレコーディングのとき、歌うのが恥ずかしくて…。バキューン!!ってキャラじゃないんですよ。だからすごく難しくて!(笑) 奈々花もだよね?
小澤:そうそう! でも、もう振り切っちゃうしかないんですよね!
井頭:一番振り切っていたのが、レコーディングに立ち会ってくださったボイストレーナーさんですけど(笑)。いつも指導してくださる方なんですが、めっちゃノリノリでやってくださいました。この曲はすごくいちずな女の子の恋を描いていて、純粋で真っすぐなピュアな曲です。
田中:青春な感じだよね。
小澤:でも、バキューンって言っちゃっているので、すごく積極的ではありますよね。あと、タイトルがカラフルなのでいろいろな色が出てきて、歌詞も鮮やかです。見ていてかわいい曲ですよ。
――そして6曲目「どこまでアリ?どこからナシ?」はどうですか?
田中:これはもう「カラフルしましょ」とは全然違っていて、シャイな女の子が描かれています。
小澤:彼氏と付き合っている設定なんですけど、どこまでいったらいいのかっていう彼との距離感を気にする女の子で、まだ彼とは完全に仲良くなれてはいないんじゃないかなと。付き合い立てで、恋愛を楽しんでいるんですけど、嫌われないかちょっとおびえている部分もあって、少し暗い面もある子です。
井頭:曲って表現の仕方では良い方が悪いよりは書きやすいと思うんです。これは中間地点の感じなので、歌うときもすごく難しかったです。「ちょっと近い距離 フッと見つめられたら」とか、分かる気がします(笑)。
小澤:え~! 分かるの~!? 恋してんのか~?(笑)
井頭:違うよ~。ドラマの中だけです(笑)。
――「べっぴんさん」ではもうお母さんですからね(笑)。では、「everytime,every where」については?
井頭:これは「お母さん」がテーマの曲で、この曲を歌って、あらためてお母さんの存在の偉大さを感じました。「そばにいて 見守って いつもいつでも 温かさに甘えて」とか、すごく当たり前のことを言っているんですけど、それって日常生活では気付かないことが多いと思うんです。
そういうのを実感させられるような曲だし、お母さんの立場に立って、どんな気持ちだったんだろうって考えられる曲にもなっていると思うので、いろいろ考えられる曲なんじゃないかなと思います。「生意気なとこは 母親譲りだね」とか、結構誰でも共感できるところが多いなって最初聴いたときに思いました。
小澤:愛海も言ってくれたように、感謝の気持ちはもちろんつづられているんですけど、母になった気持ちで歌詞がつづられているのもいいところだなって思います。
例えばいつもありがとうとか、そういう言葉を並べるのって上辺だけになりそうな気がするじゃないですか。それを私たちが歌うので、より深い母の気持ちまで知ることができる曲だなって思います。
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