純須武頼(すみす・たけより)役/池内博之コメント
――本作への出演が決まったときの感想を教えてください。
お話をいただいた際に、原作にも目を通させていただきました。それを踏まえて、僕は未婚なので、演じるのが非常に難しいだろうなと率直に思いました。2人が生活している中でのすれ違いや、子供に対する考え、仕事の事、本人が抱えている問題など、どう向き合うか。そのキャラクターがどう感じているのか。一つ一つ、心の動きも含めて丁寧に考えながら演じる必要があると思いました。
――視聴者へメッセージをお願いします。
30代の男女にも響く題材かと思います。是非この作品をご覧になりキュンとしたりムカムカっとしたりしてください。考えさせられる事もあるでしょう。心に何か響いてくれたらいいなと思います。是非お楽しみに!
足立沙織(あだち・さおり)役/酒井若菜コメント
――本作への出演が決まったときの感想を教えてください。
原作が好きだったのでうれしかったです。私は特に沙織に引かれていたので、出演が決まり次第、勝手に髪を切りました。後から聞いたら、切らなくてもよかったみたいです。気持ちが先走りました(笑)。
――視聴者へメッセージをお願いします。
このドラマの登場人物は、みんな何かを間違えています。至らない、とても。正義を押しつけたり、人と向き合えなかったり、過去にすがったり。正しさだけでは生きていけないことに気がついてるはずなのに。
皆さんが頑張りすぎてしまった夜、今日も駄目だったなぁと情けなくなってしまった夜、何かを間違えてしまった夜、私たちの姿を見て、あなたたちもおんなじね、と呟いてもらえるドラマになればうれしいです。
真山篤郎(まやま・あつろう)役/藤原季節コメント
――原作、または台本を読んだ印象を教えてください。
原作を読んで、純という存在を知れて良かったと思いました。こうやって誰も知らないところでたくさんの涙が流れているんだなと思い、胸が痛くなりました。脚本では、そういった登場人物の心情に寄り添いすぎないように、会話や人間関係を客観的に丁寧に描こうとしているところがすてきだと思いました。見た人によって自由に感想を抱ける作品なのかなと思います。
――今回演じられる役どころについて教えてください。
真山はいつもマスクをつけていて、プライドが高く、周囲との壁が厚い。その真山が純という人に出会って、真山自身知らなかった感情を知っていくのかなと思います。人が人を好きになるってすてきなことだけど、それ以上にとても苦しくて、悔しくて、かっこ悪くなってしまう。僕にも心当たりがあります。真山を演じながらその痛みを分け合えたらと思います。
主題歌はI Don’t Like Mondays.(通称:アイドラ)の書下ろし新曲に決定
主題歌は4人組ロックバンド、I Don’t Like Mondays.の新曲「音楽のように」に決定。この楽曲は、ドラマ「それでも愛を誓いますか?」のために書き下ろされ、彼らが作詞・作曲・アレンジを手掛けた。
純と武頼のように、擦れ違う夫婦の心情を歌った切ない歌詞が、お洒落なサウンドとともに、ドラマのストーリーを盛り上げる。
I Don’t Like Mondays.コメント
今回、主題歌を担当させて頂きました。「音楽のように」という曲です。ドラマで描かれている、夫婦における人間関係や、待ち受ける問題や葛藤、それらを受け、主人公の純と同世代である、僕らなりのラブソングを制作しました。この曲がドラマの中でどのような響きをみせてくれるのか、今から楽しみです。