<第21週のモネ>未知、“東京の大学”に誘われ悩む…“百音を媒介”にして家族が変化
続く第21週では――
民宿業を再開したいと考えだした亜哉子(鈴木京香)。それを龍己(藤竜也)は、応援する。
一方、未知(蒔田彩珠)は東京の大学で本格的に研究をしないか、という誘いを受けていたが、今の仕事や将来のことなどに思い悩み、断り続けていた。
そんなある日、百音(清原果耶)の職場のコミュニティFMに、中学3年生・あかり(伊東蒼)が現れる。
授業時間にも関わらず帰ろうとしないあかり。実は、あかりは亜哉子の元教え子だった。
――という物語が描かれる。
「おかえりモネ」制作統括・吉永証コメント
安達さんが書かれる脚本は、重層的です。複数の登場人物の物語が並行して進み、いつの間にかそれらが重なり合って、響きあっていきます。
第21週「胸に秘めた思い」は、そうした安達さんらしさがあふれた週です。
百音が5年半ぶりに帰ってきた永浦家。家族は、それぞれに悩みや葛藤があります。
未知で言えば、親しくはなったものの距離を感じる亮との関係や、カキ養殖の仕事についての葛藤です。
そして未知をはじめ永浦家の人々は、百音によって変化していきます。
安達さんとよく話した「百音がいることで周囲が変わる。百音は媒介となる存在」ということです。
とはいえ百音は、頼りとする人からのアドバイスで、ある行動をとります。
耕治、亜哉子、龍己、未知、ふと現れた中学生の女の子、そして百音自身が前に進もうとする姿を描く、第21週「胸に秘めた思い」ご期待ください。
「おかえりモネ」とは
「おかえりモネ」は安達奈緒子が脚本を手掛けるオリジナル作品、清原果耶がヒロイン・百音を演じる。
誰かの役に立ちたいと思っている百音は、生き方を模索する中で天気予報の可能性と出合う。