会社員からミステリーハンター、ラジオパーソナリティーと華麗なる転身
――このお仕事を始めたきっかけは、「世界ふしぎ発見!」(TBS系)のミステリーハンターを務めたことだそうですね。
関西の短大を卒業して、車の会社に勤めていたんですが、学生時代からモデル事務所に誘っていただいていて、その方が就職しても声をかけてくださり、「―ふしぎ発見!」のオーディションを受けることになったんです。あまり芸能に興味はなかったのですが、大好きな番組ですし、東京にも行ける!ということで受けたところ、合格してミステリーハンターになりました。だから「アナウンサーになりたい」というよりも、「ミステリーハンターになりたい」というところからのスタートでした。
――憧れのお仕事を経験して、いかがでしたか?
それまで人前で話す勉強を全然していなかったし、関西弁なので特にイントネーションに苦労しましたが、それ以前に“伝える”ということができないのが悔しくて…。そこからすごく勉強して、もっと話す仕事をしたいなという気持ちになりましたね。車の会社に就職したときは、ちょっと働いて、結婚して家に入るものだと思っていたので、全然違う道を進むことになりました。
――まったく想像をしていなかったお仕事につくことになったんですね。
でも実は、小学校の卒業文集に、将来の夢は「DJ」って書いていたんです。ラジオが大好きだったので、ラジオ番組をやりたいなって。だから東京に出てきてから、セント・フォースに入ったときに、社長に「どんなことやりたい?」と聞かれて「ラジオが大好きなのでラジオやりたいです」と伝えました。そしたら、たまたまオーディションがあって、ラジオ番組をやることになりました。
――まさに念願かなってのお仕事だったわけですね。
そうですね。ラジオで得た経験というのはやはりとても大きかったですね。私、3年ほど前に番組が終わるまでの20年間、ずっとラジオ番組をやっていまして。今でもフリーアナウンサーっていうよりもパーソナリティーだと思ってるくらい、やっぱりラジオパーソナリティーとして歩んできた感じはあります。ラジオって、しゃべるっていうことだけに集中するので、学びがたくさんあるんです。
――本当に声だけの勝負ですよね。
そうなんです。ちょっとした間を空けるだけで、聴いている人が「あれ、あんまりうれしくなさそうだったね」とか「ホントにうれしそうだったね」って、その行間を読んでくれるということにビックリしたメディアでした。言葉が大事とはいうけど、実はしゃべらない間も大事なんだな、と。しかもリスナーの方たちは空気を一緒に読んでるからか、とっても近い存在になります。いまだにラジオのファンの方々がたくさんついてくださっているんですよね。「声は人なり」って言いますけども、みなさん深く感じてくださって、応援してくださる人がいるのはすごく励みになりますね。
https://www.instagram.com/mochiee28/
望月理恵 official YouTube モッチーChannel
https://www.youtube.com/channelUC6e4L-8ZAKPovBFn8cCJPcA
セント・フォース
公式サイト: https://www.centforce.com/
↓WEBザテレビジョン特設サイトはこちら↓