土曜の朝の顔として17年。「ズムサタ」メンバー&スタッフはまるで大家族!
――そして、望月さんを語る上では欠かせないのが「ズームイン!!サタデー」です。司会を務めて、この10月で丸17年になりますが、望月さんにとって、どんな番組になっていますか?
本当に長くやらせていだいていて…ありがたいですね。ファミリー感がとっても強い番組で、宮本和知さんがいらした頃は、宮本さんがお父さんとしてガッツリ引っ張っていってくださったのですが、出演者が変わり、その家族の形式を変えつつも、やっぱり“家族っぽさ”というのはずっと残っている感じがする番組ですね。
――画面からも皆さんの仲の良い雰囲気が伝わってきます。
一緒に司会をするアナウンサーも、最初の頃、藤井(貴彦)さんは同級生くらいの感覚だったのが、上重(聡)くんになると弟みたいになって、(辻岡)義堂くんはもっと年の離れた弟で、今は梅澤(廉)くんなんですけど、もうポジション的に“お母さん”なんて言われています(笑)。いいのか悪いのか…歴史を感じますよね(笑)。でも、出演者だけじゃなくて、スタッフも含めてみんな仲良しというか、お互いに言いたいことが言えるような環境で。すごく大家族です(笑)。私たちだけではなく、裏側の空気感も視聴者の皆さんに伝わっているのかなと思います。
――「スナックモッチー」も定番の人気コーナーになりました。
入り口がすごく昭和ですよね(笑)。最初の歌や踊りは私よりかなり年上のスタッフが考えたものですし、たまにコントもあるんですけど、みなさん、絵コンテまで描いて、こだわってやっているんです。打ち合わせもそこがメインです(笑)。インタビューの内容は意外と任せてくれるというか、聞くことを聞いたら、「あとはもう自由にやって」と。だから、30分渡されて、自分で30分アレンジしてインタビューして…という感じでやっています。
――スタッフのみなさんが楽しんで作っているのが伝わりますね。
そうですね。みなさん、「ゲストの方に『スナックモッチー』で遊んでほしい」って。「そのためには自分たちも楽しみたいし、楽しんでやってよ」っていうことをすごくおっしゃるので。最初はコントなども「恥ずかしい」と思うんですけど、どうせやるなら楽しもう!って思って、やっています。
――そもそも、舞台がスナックになったのはなぜなんですか?
たぶん、何かのシチュエーションでやりたいというのがあったのと、私もお酒が好きだし、インタビューというか悩みを聞く、みたいな。まぁ、そんなに悩みは聞いてないですけど(笑)、おしゃべりするっていうところでスナックが一番シチュエーションに合ったのかなと思います。最初に聞いたときは、「朝にやっていいのかな」って(笑)。でも、そのあとに「スナック〇〇〇」とか「何とか酒場」みたいな、そういう形式のトーク番組やコーナーが、他でも増えてきた気がして、いつもスタッフと「先駆けだと思わない?」っていう話をしていました。やっぱりお酒を飲んで話すというリラックスできる形式にした方が、皆さんが本音を話しやすいイメージがあるんじゃないでしょうか。
――ちなみに、「モッチー」という愛称がとても浸透していると思いますが、そう呼ばれるきっかけは何だったんでしょうか?
これはラジオ番組を始めるときに、やっぱりラジオって親しみが沸くように愛称があるのがいいということで、当時のプロデューサーさんが名付けてくれたのが最初だと思います。DJだから、ちょっとカタカタっぽい感じがいいということで、「モッチーとかどう?」って。でも、Every Little Thingの持田香織さんも同じ“もっちー”じゃないですか。私がラジオ番組をやめるとき、渋谷スペイン坂スタジオにノートを置いて、リスナーのみなさんにメッセージを書いてもらったんですけど、「今回の新曲良かったです」って書いている方がいて。「私、CD出してたっけ…?」と思ったんですけど(笑)、「あ、そうか、ELTさんと勘違いしたんだ」って。どなたか、「持田さんはひらがなで、私はカタカナで区別する」と言ってくれた方がいましたけど、そんな思い出もあります(笑)。
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