同作は、よしながふみの人気漫画を原作に、2019年4月期にテレビ東京系で放送されたドラマの劇場版。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称:シロさん/西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称:ケンジ/内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。
今作の主題歌は、スピッツの書き下ろしによる新曲「大好物」。そのタイトルにちなんで、イベントではキャスト陣がそれぞれの「大好物」について語った。
まず西島が「ドーナツ!」と力を込めて即答すると、内野は「相変わらずスイーツ好きなんですよね。西島さんは…」と笑顔を見せる。
具体的にどんなドーナツが良いのかと聞かれ、西島は「オールドファッション的なちょっとシンプルで重めのやつでもいいですし、ちゃんとチョコとか色とりどりのものがかかってもいいですし、基本的には揚がっている方が…。揚げてあって、カロリーが高いやつがいいです(笑)」と打ち明けた。
一方、内野は「ちょっとおっさんくさいですけど、ギョーザとビールとか(笑)。大好物ですね。ギョーザ屋に行ってギョーザ食ってビール飲んでいたら幸せ、みたいなところはありますけどね」と豪快に笑った。
そして山本は「16kgのダンベルとプロテインです」と真顔で言い、一同が爆笑に包まれる。続けて「いろいろやってみたんですけど、16kgがいろんなところにいろいろ効かせられる、自分の体にはね。16kgいいですよ! 種目にもよりますけど、サイド・レイズなんて結構重いですよね。反動をつけないと上がらなかったり。でも、16kgは効きますよ」と自信たっぷりに語る。
それをずっと笑いながら聞いていた内野は「もう耕史くんは“筋肉俳優”で定着していますからね。元に戻れるのかな~?」と心配すると、山本は「もう引き返せなくなっています」と苦笑。
続いて磯村は「僕は梅水晶が大好物ですね。軟骨と梅をあえたものなんですけど、あれが一番お酒に合って、力がつく気がするんですよね。日本酒でいきます」と満面の笑みを浮かべていた。
そんな中、松村は「2つあるんですけど、七味唐辛子と胸が焼けるほど甘いチョコレートなんですよ。辛い物がすごく好きで白いご飯にちょっと塩をかけ、大量に七味をかけて食べるのが一番好きな食べ物なんですよ。辛い物ってあまりにも辛いと血糖値がさ~っと下がってちょっとぼーっとするんですよ。そこに胸が焼けるほど甘いチョコレートを食べると血糖値が上がって安定するんですよ。その瞬間に、高揚感というか解放感…たまらないんですよね。単品でも好きなんですけど、七味を食べたらチョコが欲しいし、チョコを食べたら七味が欲しいし…」とトリッキーな“大好物”を明かす。
「皆さんで言うところのサウナなんです!」と松村は健康的であると主張するのだが、山本が「でも血糖値の上昇を考えると最悪です」とバッサリ切り、「血糖値を一気に下げたり上げたりすると、体調を崩すから。栄養学的にいくとあんまりよくないですね」と注意喚起。
これに、松村は「だから僕、ちょっと常に顔色が悪いんですね。それが理由なんでしょうね…。でも、これはやめられないですね。オススメもできないですけど」と自虐的に語りつつ、今後も続けることを誓っていた。
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