そしてキャスト・スタッフを代表し、内野は「『きのう何食べた?』という作品は、原作ファンの方々もいらっしゃいますし、実写版を見てくださってファンになってくださった方もいらっしゃいます。その方々の応援も含め、ここまで成長させていただいたということは本当にありがたいことです」と感謝を込める。
続けて「映画版だからと気負うことなく、テレビドラマでもやっていた、そこはかとない“幸せ感”とか、繊細な思いやりであるとか、そういう人として大事なことが多い。一緒に食事をするとか、人の痛みを分かってあげるとか、そういう基本的なものがたくさん詰まった世界観だからこんなにも皆さんに受け入れられたのかなって。年代問わずきっと楽しめる、ほっこりとした今の時代にふさわしいようなお話になっていると思いますので、ぜひ劇場版『きのう何食べた?』を味わいに劇場に遊びに来てほしいと思っています」とコメント。
最後に西島は「テレビシリーズと変わらず、登場人物たちはお互いのことを思いやっておいしいご飯を食べて過ごしています。時代が変わってより一層、何かおいしいものを食べることだったり、自分にとって大切な人を思いやることだったり、家で本当に豊かに過ごすということの大切さもあらためて僕個人も感じていますし、皆さんも感じているんじゃないかなと思います。大画面で本当においしそうな料理と、優しい気持ちと、あとちょっとほろ苦い人生を味わってください。劇場に行ってたくさんの人たちと一緒に笑ったり、涙してしまったり、そういうことをこの映画で皆さんと一緒に体験できたらこんなに幸せなことはありません。ぜひ、劇場に足をお運びください」と締めくくった。