腹痛を訴える主婦が大腸がんの検査を拒否
同ドラマは、2019年4月期に放送された「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の続編で、唯織(窪田)ら放射線技師たちが、医学界のルールや型にはまらない方法で病の原因を探り“視えない病”を見つけだしていく物語。1話の中にさまざまな人々の病気や怪我の症例が盛り込まれ、加えてラジエーションハウスの職場内恋愛や人間関係の入り混じる様子がテンポ良く描かれている。
第4話では、独身で念願のマンションを購入した放射線技師・たまき(山口紗弥加)の前に突然、母・るり子(中田喜子)が現れ、結婚を急かされるといったメインストーリーがありつつ、前述した腹痛を訴えた主婦・成美と夫・誠司(忍成修吾)の話が進んでいった。
成美は2児の母であり、弁護士で多忙の誠司との暮らしに満足していたが、おなかの不調のことは胸に秘めたままだった。唯織(窪田)は便秘の原因になる大腸がんの検査を勧めた方がいいと杏(本田翼)に伝え、検査の話を成美の耳に入れたが、本人が拒否。「時間がない」「お尻からの検査なんて恥ずかしい」といった理由で断る夫妻に対して、たまきは「(検査をする)意味ならあります!」と強く検査の意味を伝えた。