安子からるいへ…鮮烈すぎる交代劇
「何よりも、るいが一番大事」という安子の思いが、るいに届くことはなかった。「ひなたの道を歩こう」とほほ笑み合っていた2人が迎えたのは、土砂降りの中での決裂だった。
るいに拒絶された後、安子はロバートに「私をアメリカに連れて行って」と懇願。タイトルバックをはさみ、大人になったるい(深津絵里)の登場…という急展開ぶりに、視聴者からも「えっ?このまま終わり?」「なんという鬼展開」「つらすぎた」「一番つらい状態で安子編終了なの…!?」といった衝撃の声が続出。
Twitterでは「#カムカムエヴリバディ」がトレンド1位に。先代ヒロインである母・安子への思いを断ち切りドラマを大きく進めた「るいちゃん」がトレンド2位になるなど、これ以上ないほど鮮烈な“るい編”スタートとなった。
7歳のるいを演じた古川凛ちゃんへの絶賛の声も多かった。額の傷を見せ、「I hate you」と絞り出すシーンには「るいちゃんの冷たい目にゾクッとした」「自分の入学式に男と抱き合ってた母への憎悪がすごく伝わった」の声のほか、「I hate youと言ってるるいちゃん、稔さんが乗り移ったみたいにそっくりで怖かった」の声もあった。
この日はさらに、きぬ(小野花梨)の出産や、喫茶店「ディッパーマウスブルース」の息子・健一(前野朋哉)の復員シーン、雪衣(岡田結実)のつわりを思わせるシーンも描かれる情報量の多さ。視聴者からも「健一さん、本当に帰ってきたんだよね?」「勇ちゃんと雪衣さん、やっぱり前からそういう関係だったんだ…」「15分とは思えない濃さ…」と、戸惑いの声が上がっている。
NHK出版
発売日: 2021/10/25